いよいよコーヒーハンター川島良彰氏の豆が明後日から発売となります。
川島氏の豆やカップオブエクセレンスに入賞するような高品質の豆に出会う事は滅多に出来きません。
焙煎に携わる者として憧れ的です。
焙煎という作業は単純です。豆を焼くだけです。
味を付けるわけではありません。
ですから豆の事を良く知り、焙煎によって豆の持つ資質を100%引き出せるかにかかっています。
焙煎が下手だと高品質な豆でも潰してしまうのです。
いよいよ明後日。
五感をフルに使って焙煎に挑みたいと思います。
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いよいよコーヒーハンター川島良彰氏の豆が明後日から発売となります。
川島氏の豆やカップオブエクセレンスに入賞するような高品質の豆に出会う事は滅多に出来きません。
焙煎に携わる者として憧れ的です。
焙煎という作業は単純です。豆を焼くだけです。
味を付けるわけではありません。
ですから豆の事を良く知り、焙煎によって豆の持つ資質を100%引き出せるかにかかっています。
焙煎が下手だと高品質な豆でも潰してしまうのです。
いよいよ明後日。
五感をフルに使って焙煎に挑みたいと思います。
さっきまで日本テレビ系列で放送されていた「ヤングブラックジャック」を見ていました。
ご存じの方が多いと思いますが、手塚治虫著の医療漫画作品「ブラックジャック」のスピンオフドラマです。
僕は漫画は基本的には読みません、ですが手塚作品だけは読みます。
その中でも「ブラックジャック」は特別な存在となった作品です。
本作品は医学博士である手塚先生が医療漫画ですが、医学描写に偏った作品ではなく、生と死を通して人間の強さや弱さ、強欲さ傲慢さ、人種差別、社会風刺、単純な勧善懲悪ではない物事の本質にメスを入れた作品になっています。
僕がBJに出会った高校時代、頭を金槌で殴られたぐらい衝撃を受けました。
「漫画は低俗だ」そんな事を言っている方がいつの時もいますが、それは手塚作品を読んでからではないでしょうか・・・。と思います。
パナマのハートマン・ハニーをテースティングしました。
パナマはパナマスペシャルティコーヒー協会主催のベストオブパナマという品評会が開催され、その品質の高さは折り紙付です。
ベストオブパナマで1位を獲得したゲイシャ種という品種はコーヒー史上最高額の1kg約3万円という値をつけました。
そしてパナマの各農園はこれに続けとゲイシャ種を栽培し、高品質コーヒー栽培に取り組んでいます。
そのためコーヒー業界はとても注目をしている国なのです。
僕はパナマの豆はまだまだ2、3種類ほどしか試したことはないので取り寄せてみました。
今回の豆は有名地域のボケテの物ではないですが、ハートマン農園が精製方法を数種類分けて精製している拘りに惹かれました。
まず精製がパルプドナチュラルで仕上げられたティピカ種(在来種)・・・。
専門的なことを書くのはここまでにしておいて、寸評を書きたいと思います。
パナマは総合的にきれいな酸味を持つ特徴のものが多いのでシティでも早めに煎りあげてみました。
やはり酸味はきれいで、甘味もあり、フレーバーはレモンのような感じです。たとえるならば甘さひかえめのはちみつレモンといった感じです。カップもクリーンで飲みやすいです。
とても上質なものだといえます。
コーヒーカップとティーカップ。
「名前はもちろん違うけれど、何が違うの?」そんな事を思ったことがあるんじゃないでしょうか。
そこでコーヒーカップとティーカップの違いを書いてみたいと思います。
ティーカップ:口が広く浅めの低型(色がキレイに見える)
コーヒーカップ:口が狭めの立型(冷めにくい)
また、ティーカップは口が広いことによってレモンを入れる事が出来ます。そして、抽出温度がコーヒーよりも高いので広くても良いのです。
コーヒーは少し冷ましたお湯で抽出するため、口を狭くして冷めるのを防いでいます。
ここで少しスマートな大人のマナーを紹介いたします。
砂糖やミルクをまぜる、熱い時に冷ます目的でスプーンを使用しますが、混ぜる時にカップの底にスプーンを直接つけて、カチャカチャかき混ぜるの控えましょう。
カップを痛めてしまうため、カップの底より少し浮かせてさっと混ぜてください。
まあでも細かいマナーは僕自身面倒くさいので当店では、通常のドリップコーヒーは木製のスプーンにしてお客さんに気遣い無く混ぜてもらうようにしています。
当店で初めて豆を買ってくださるお客さんからいただく質問で「おすすめは?」「飲みやすいのは?」と聞かれる事が多いです。
もちろん人気順位でお答えはしますが、この問いは僕にとっては表現を変えると「僕に合う靴ありますか?」と言っている様な物です。
この問いに確実に応える事は難しいですよね?
サイズはいくつで、色は、どのシーンで履くのか?
ですから、コーヒーも靴を試し履きするように試して頂かなければなりません。
ですから、当店では豆を買いに来てくれたお客さんに試飲用のコーヒーを出しています。
そこで飲んで頂いて試飲コーヒーよりコクがある方が良いのか、さっぱりした印象が良いのかをお答えいただくとお客さんにとって飲みやすいコーヒーが見つかりやすいと思います。
あとはこちらに委ねて頂くと有難いのですかタイプの違う種類を3種類選ばせて頂くと見つかりやすいと思います。
最後にコーヒー=ブレンドと思い込まずに選ぶ事もお勧めします。
これは間違いでもあり正解でもあります。
スタンダードランクの品質の低さを穴埋めする意図でブレンドされていた時代とは違い、高品質のスペシャルティランクでは単一品種で豊かな香味を持っています。
これはお米で例えると分かります。
一般的に食する白ご飯はブレンドされていますか?
一流の料理人さんが用途によってブレンドされているのは聞いた事がありますが、通常の場合コシヒカリ100%といったような単一品種です。
ですから、もちろんブレンドに力を入れていますが、単一品種は美味しくないなんて事はありません。
今度のコーヒー教室の日取りが決定いたしました。
講義内容は人気の「ハンドドリップによる極上コーヒーの入れ方」です。
家庭に最も普及しているドリッパーですが、正しい扱い方をされている方は少ないです。
この機会に正しい扱い方を受講してみてください。
家庭で飲むコーヒーが1番おいしくなりますよ。
ワインは本当に成熟した文化を持っているものだと思います。
僕自身単純にワインは好きですが、年間契約で取り寄せて飲んでいたぐらいで、まったく詳しくありません。
でもこの本を読んでいると特に栽培において農産物であるブドウとコーヒーは品質を語る上で同じことがいえる部分が多いです。
まだ僕はコーヒーの栽培について一通りざっくり勉強したぐらいで栽培と品質の関係は分かりませんし、栽培についての書籍もほとんどありません。
しかしワインの業界はそこが素晴らしく掘り下げられて研究されています。
少しだけ紹介させていただくとブドウの品種についての項で、ブドウの木の年齢と品質について書かれていて、ブドウはワインを作れるブドウの実をつけるまで3年かかるとの事です(コーヒーの木も同じ3年です)。
そしてここから先が品質において重要でブドウの木が実をつけるようになった3年後以降樹齢を経て根が土の下深く向かって伸び広がり、それにつれてワインの質は着実に良くなる。『ワインテースティング』P18より抜粋
なるほどなぁ!僕の浅いコーヒーの知識の中には「品質と樹齢」というキーワードはありませんでした。
確かに毎年、気候条件などで豆の品質は違いますが、樹齢の影響もそれらの条件の1つなのでしょう。
1つ勉強になりました。
ちなみにコーヒーの木は3年で実をつけ、その後20年目ぐらいまで収穫され植え替えられます(50年ぐらいは収穫できますが収穫量が減るため)。
先日ブログでお伝えした「コロンビア・ティピカ」についてですが、近々コロンビア・サンチュアリオ農園の豆に変わります。
コロンビアは現在大量生産のための品種ばかりで、品質の良い物に出会えません。
その中でティピカ種(在来種)100%に拘り扱ってきました。
そして、今回のサンチュアリオ農園の豆もティピカ種100%のものです。
綺麗な酸味とクリアなカップです。
楽しみに待っていてください。
お昼ご飯に蕎麦を食べにいきました。
最近はもっぱら「そばの花」さんばかりです。
今は蕎麦の時期ではないですが、やっぱり蕎麦の香りは良いですね。