コーヒーの価格高騰

最近毎日お客さんから「コーヒーの価格が上がっているそうですね。「販売価格が上がるのですか?」と質問を頂きます。

連日テレビで報道されている通りコーヒーの価格が大幅な高騰をしています。

特にスタンダードランクの豆の値上げは激しく、当店のようなスペシャルティランクの豆も価格が上がっています。

これら高騰の原因は「投機マネーの資源市場への流入」と「新興国の需要拡大」です。

これは僕の見解ですが、後者の需要拡大は何年も前から耳にしていた情報で、急な価格高騰には少々の影響はあっても、強い影響があると思えません。

ですが投機目的による価格高騰はリーマンショック以降の影響がもたらしたもので、これによる価格高騰が顕著に現れていると思います。

しかし、どこまでこの価格高騰が続くかは誰にも読めず、僕自身困惑しています。

お客さんに極力高品質な豆を低価格で提供したいので、現在の店頭販売価格を当面変える事は考えておりません。

上がったとしても1杯あたり¥10も上がる事はないと思いますが…。

こんな豆ご存知ですか?

ちょっと下品ですが、ウンチコーヒーを知っていますか?

このブログでも書き、マニアックな方は知っていると思いますがコピルアックです。

この豆はインドネシアのバリ島でジャコウネコがコーヒー豆を食べ、その豆がウンチとして排出されたものです。

とても稀少なもので、僕自身も一度しか口にしたことがありません。

品質はとても良く濃厚なコク、甘味のある豆でした。

そして、こんな豆もあるのです。

鳥バージョンウンチコーヒー。

この豆はブラジル産のものですが、農園主がコピルアックをヒントにジャクーという鳥に食べさせ精製したものです。

僕も飲んだ事はないので分かりませんが興味があります。
でも、ウンチ・・・。

高品質なコーヒーは”酸”

高品質なコーヒーは大体「ココアやチョコ」、「フルーティ」なものの2つに大別されます。

そして、カップオブエクセレンスの最高峰の品評会で最も評価されるポイントが「酸」です。

ひとことで酸味というとすっぱいものを連想して、敬遠される方が多いと思います。

実際に当店でも「酸味が少ないコーヒーが好きです。」と言われるお客さんが多いのです。

これを聞くととても寂しく感じ、また悲しさがあります。

実際にすっぱいコーヒーがあるからです。僕自身もこの酸味のコーヒーは大嫌いです。

その原因はごく浅煎りの豆や品質保持を無視した経時劣化した焙煎豆です。

これは100%扱う人間の都合の問題で、コーヒー本来の魅力ある酸味ではありません。

コーヒー本来の魅力ある酸味はすっぱいものではなく、柑橘類、リンゴ、ブドウなどのさわやかな酸味です。

その上質な酸味を持ち合わせたコーヒーこそ高評価を得る事が出来るのです。

ちょうど3月中旬より発売のイエメン・モカ・ホワイトキャメルも美しい酸味を持っている豆です。

「酸味が苦手」といわれる方に一度は試して頂きたい豆なのです。

3Dプロレス観に行きました

今日は仕事が終わって、香川の綾川のイオンの映画館まで3Dプロレスを観に行きました。

この映画?は1・4の東京ドーム大会を3D収録したものです。

すでにテレビ放映では見ていたのですが、テレビとは違いアングルも選手にとても近く、また会場の臨場感があってとても楽しかったです。

そして、写真は香川の有名店ではまんどの系列店の「虎右ヱ門」に行ってきました。

美味しいものを食べ、プロレスを堪能し、最高の一日となりました。

さっばりしました

仕事が終わって高校時代からの友人の順くんが営んでいる「アンバーグローブ」で髪を切りに行ってきました。

圧倒的な美的センスとひたむきな職人さんの感じが僕はとても好きで、その持っている技術でイケメンに近付けてくれています。

また、美容師の仕事を聞かせてもらい、僕も職人の端くれとしてとても勉強になることばかりです。

毎月1回お店に行かせてもらいますが、癒しの時間です。

やっぱり髪を切ると気持ち良いですね。

教えれない焙煎技術

「焙煎は難しいものですか?」とお客さんから質問を頂きます。

僕は「簡単です」と答えています。

というのも焙煎を行ううえで僕がみているポイントは、

・気温
・湿度
・豆の量
・各豆の水分量
・釜の作り方(焙煎前の暖気運転)
・豆を投入時の釜内温度
・火力
・豆の温度上昇
・焙煎時間
・釜内の排気量(ダンパー操作)
・煎り止めのタイミング
なのですが、これらを考えていれば豆は煎る事が出来るのです。

ですが「豆を煎る」事は簡単に出来ても「おいしく豆を煎る」事はなかなか出来ません。
それがいかに綺麗に水分を抜きつつ、香りを纏わせる事が出来るかという事です。

また焙煎は教えられる部分はありますが、絶対に教えられない部分があります。

その中で最も難しいのは季節の変わり目(気温・湿度)がもたらす焙煎機への影響です。
こればかりは毎日焙煎作業を行って感じなければなりません。

他の焙煎士の方はどうか分からないですが、僕の場合2年かかりました。

定休日は半日潰して焙煎機を回して練習していました。

そこで初めて見えてくる部分があるのです。
だからいかにこなしているのかが重要なのです。

だから僕は「簡単です」と答えています。

よくある質問

お客さんからよく頂く問い合わせがあります。

当店で買ってもらい、「挽いて持ち帰ったのですが袋がパンパンに膨らむのは何故ですか?」との事。

これはコーヒーが新鮮な証拠なのです。

このブログでも書いた「真空パック」の事に関連します。

そもそも新鮮な豆は炭酸ガスを放出しているので真空状態に出来ません。

コーヒーの香りが保たれるのは常温で2週間程度です。

ですから当店の豆は3日以内で売切る事を考え少量焙煎し、焙煎後1週間経ったものは廃棄しています。

そして、その鮮度のある豆を挽いた場合炭酸ガスを放出する量が増えるので袋を強く膨らませるのです(豆のままで持ち帰った場合はゆっくりと袋が膨らみます)。

ですから反対にいえば袋が膨らんでいないのは鮮度が保たれていないという事です。

かわいい麻袋

3月中旬より発売予定のイエメン・モカ・ホワイトキャメルの麻袋です。

麻袋には豆の情報が色々と記載されています。

またデザインも施されていて様々です。

こんなかわいいのもあるのです。

やんちゃ坊主が手術しました

我が家のやんちゃ坊主が去勢手術を受けました。

僕は無駄に切り付けるような気がしてあまり乗り気ではなかったのですが、色々な方の意見を聞いて飼い猫として施す責任と利点が多いため、去勢手術に踏み切りました。

昼に動物病院に預けて手術してもらい、夕方に迎えに行ったのですが、何ともかすれた声で鳴いていました。

無事手術も終わったのですが、去勢をすると個人差(個体差)はあるものの、性格が大人しくなるみたいです。

僕としてはやんちゃなままの坊主でいて欲しいです。

極みブレンドと苺大福

晩ご飯に頂いた苺大福を当店の極みブレンドでいただきました。

コーヒーはアンコとよくマッチします。

みなさんも色々なお菓子や料理と合わせてみてください。