コーヒーと水

この間のコーヒー教室で質問いただいた「コーヒーと水」の関係について書きたいと思います。

まず水について大別すると硬水と軟水の2つに分かれます。

これはカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計を、炭酸カルシウムの量に換算したもので1リットルの水に100mg以上含まれるものを「硬水」、100mg未満のものを「軟水」としています。

軟水はコーヒーの成分を忠実に抽出してくれるのですが、硬水はマグシウムが多く含まれており、このマグネシウムが渋みや苦みと結合し、それらを多く抽出するため少し口に含んだ時に重ったるい感じを受けます。

僕としてはまろやかな印象の軟水がおすすめです。

また、僕の地元新居浜は平成の名水百選に選ばれたつづら淵、お隣町西条のうちぬきなど名水が豊富です。

こちらも飲み比べした事があるのですが、つづら淵は少し甘味があって柔らかい印象があるのですが、少し草や藻といったような香りがありました。

うちぬきは癖もなく無味無臭に近い感じでした。

どちらかといえばうちぬきの方がコーヒーに向いている印象です。

ちなみに僕のお店では新居浜の特徴、石鎚山系、赤石山系の地下水が豊富なのでそちらを使用しています。

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