テースティング。馬面?

マンデリンのテースティングを行いました。

銘柄はその名もマンデリン・ウマヅラスペシャル。

画像の通り細長いので馬面と名付けられています。

ここ数年のマンデリンは品質は期待はずれ、収穫量も少ないので、価格が上がっていてがっかりする物が多いです。

また現在扱っているビルセレクシが今ある在庫いで品切れになるため、品質の良いマンデリンを探すべく、テースティングを行いました。

このウマヅラスペシャルは品種がティムティムバランギリで在来種のティピカ種とロブスタ種の自然交配種で、とても興味がありました。

ロブスタといえば低品質な品種なので、半信半疑でテースティングしました。

そして1口、僕の予想は覆されるほど品質は良いもので、マンデリン香は少々弱いですが、カップはきれいでまろやか。

ビルセレクシのピンチヒッターの候補に入れておく必要がありそうです。

味を繋いでいく

今日は午前中に愛大病院に入院している友人のお見舞いに行きました。

その後はすぐに新居浜にトンボ帰りして、ちょうどお昼時になったので近所の「萩の茶屋」に行きました。

新居浜の方には説明不要なお蕎麦の有名店です。

僕はご近所だったので、物心がついた頃には通っていました。

萩の茶屋は現在2代目でご兄弟でお店を守り立てています。

初代の大将は話をさせて頂くと、蕎麦への情熱がビンビン伝わってくる、職人気質という言葉はこの人の為にあるというような方です。

そして、大将の次男、2代目の健輔さんはおっとりしてほのぼのとした性格の方です。

雰囲気の違うお二人ですが味をしっかり守り繋いでいます。

これは簡単なことではありません。

例え親子でも身長、体重、手足の長さ、性格、考え方、趣味、特技など全部一緒だという人はいないのですから。

反対にいえば違うところが多いと思います。

それでも味を引き継ぎ、守っている。

今日頂いた「かき玉蕎麦」は僕が萩の茶屋で昔から最もよく注文する一品です。

食べると「懐かしいあの頃」が味の記憶として戻ってきます。

「記憶に残る味」。食を扱う者として最高の目標といえるかもしれません

僕もコーヒーを提供する者として味への拘り、情熱をいつまでも持ち続けて、1人でも多くのお客さんの記憶に残る味を目指していきます。

最後に僕のお蕎麦の食べ方の流儀を書きます。正しい食べ方といったものではないので悪しからず。

萩の茶屋ではもり蕎麦を頼むとわさびがそのまま出てきます。

そこでわさびは摺り方で風味が変わるのは当たり前の事実ですが、食べる直前に摺ります。こうする事でわさびの風味が良いのです(コーヒーと同じで香りが揮発性であるため)。

あとは摺ったわさびはつゆに溶きません。蕎麦の上だけに乗せてすすり食べます。この食べ方の方が鼻を抜ける風味が良いです。

僕としては辛味大根で食べる方が好きですが・・・。

あと橋休めでわさびをそのまま食べます。萩野の茶屋のわさびは甘味がありますから、騙されたと思って食べてみてください。

味の濃い丼物と食べるときはこうすると口がリセットされて蕎麦がおいしくいただけます。

鬱陶しい位に僕の蕎麦道を書きましたが、勝手気ままにしていることなのですお許しください。

最高の演出家

地域でお世話になっているYさんから頂きました。

広島が生んだお好みソースの名品「カープソース」です。

「ソースはオタフクソースでしょ」といわれる方は多いでしょう。

その通りです。オタフクソースも名品です。

でもカープソースでお好み焼きを頂くとまたひと味違います。

あのお好みソース特有の重さがなく、甘味、コクがあるのにすっとキレが良いのです。

ただし要注意。2枚目を食べたくなるのです。

Yさんいつもありがとうございます。これからも一緒に暖かくカープを応援しましょう。

カープソースに興味のある方はこちらで販売しています。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/hirochin/

美味しい梨

いつも贔屓にして頂いているお客さんから梨を頂きました。

僕は果物の中で一番梨が好きで「幸水」が出始めたら、いつも買っています。

頂いた梨は愛知県の「うめこう桃梨苺農園」から取り寄せたものだそうです。

品種は時季的に終わりに近い「幸水」ですが、やはり水分量も多く実もさっくりしていて、糖度がとても強かったです。

梨は時季ごとに出回る品種が違うので味わう楽しみがあります。これからは「豊水」が出回り、9月下旬に始まる新高まで楽しめます。

最後に僕の聞いたおいしい梨の選び方を書きます。

梨は丸っこいものより、肩が張っていて、尻も広い方が甘味が強いのです。

そして粒はより大きく、より重く、より硬い質感の物を選ぶ。

ちなみに紹介した「うめこう桃梨苺農園」はこちらのURLです。

http://ichigo.umekouen.com/

テースティング


イエメン・モカ・イエメニのテースティングを行いました。

イエメン・モカは品質の悪いものが多く、納得のいく豆に出会えないのが現状です。

ですが、イエメン・モカ・ホワイト・キャメルの品質の高さに惚れて20kg仕入れ、お客さんにも好評で即完売となりました。

今回イエメンから入って来たイエメニはどういうものかと試してみたくサンプルを取り寄せました。

イエメン独特のオレンジ系のモカ香は少し柔らかく、ボディ感はホワイトキャメルよりも強かったです。

総合的には品質の良い豆でした。

ですがホワイトキャメルよりは、少し粗く雑なカップでした。

今年もホワイトキャメルを確保したいと思いますが、品質の良い豆は少々高い値段でも奪い合いになるので・・・。

やっぱり本は良い

僕は毎日何かしら本を読んでいます。

ジャンルはさまざまなものを読み漁るのですが、いつも本には刺激を受けます。

例えば現在読んでいるコーヒー関連の本ではインターネットでは掲載されていないような各お店の焙煎技術だけを紹介しています。

一つ焙煎といっても、焙煎機メーカーの違い、熱風式、半熱風式、直火式があり、また店主の方の焙煎機の扱い方で講義は全く変わります。

その一つ一つを細かく知ることが出来るのは本ならではだと思います。

その場に居なくてもその人の技術や考え方が読めるのは本の魅力の一つですね。

豆を提供するまでにする事

今日は秋に売り出す、2つの限定豆の1つ、ルワンダ・ンコラ農園のテーステースティングをしました。

ここで少しお客さんに提供するまでに僕が行っていることを紹介させて頂きます。

まず豆のサンプルを焙煎し、テースティングを行って納得のいく品質であれば仕入れます。

これで、いきなりお客さんに提供することはありません。

これからまず、焙煎のベストポイントを探す作業をしていきます。

良い豆を仕入れても活かす事が出来なければ意味がありません。

その後は水分抜きに必要な時間を定めます。

豆はそれぞれ焙煎時間の長短によって醸し出す香りの強さが変わってきます。

ざっとではありますが、それらの作業を行ってはじめて提供することができます。

ルワンダ・ンコラ農園はカップオブエクセレンス入賞は逃したものの、国内大会を勝ち抜いた国内大会入賞豆です。価格帯としてはお得に高品質な豆が提供できるので嬉しいです。

楽しみに待っていてください。

テースティング

ニカラグア・ウン・レガロ・デ・ディオス農園のテースティングをしました。

この農園はカップオブエクセレンス3位に入賞した事のある優秀な農園です。

実績のある農園なのでとても楽しみにしていました。

口に含んでみて、やはり期待を裏切らない品質でした。

ベリー系、ナッツ系のフレーバー、ほのかな酸味と甘味。

とてもきれいに調和した豆です。

今回は中煎り(ハイ〜シティ)で仕上げましたが、シティの入り口ぐらいで仕上げるとベストポイントかもしれません。

カーワンジャパンの布陣決定

9月10日から始まるラグビーワールドカップの正式メンバーが決まりました。

カーワン氏が日本を率いて今大会で2回目の挑戦となる今回、選出されたメンバーは外国出身選手が過去最多の10人となりました。

これについては賛否両論ありますが、そもそもなぜ外国人選手がおおくなるのか?それはラグビーのナショナルチームの選出規定にあります。

1・当該国で出生していること
2・両親、祖父母のひとりが当該国で出生していること
3・プレーする時点の直前の36ヶ月間継続して当該国を居住地としていたこと。

この3番目の規定がラグビーナショナルチームに外国人選手が多くなる最たる理由です。いわば3年間日本に住んでいれば出場資格があるのです。

ですから、スターティングメンバー15人を日本人以外の外国人選手を起用しても何も違法性ないのです。

実際僕が高校生時代、アジア予選で日本代表の試合を見ていた時の光景です。相手は香港代表でした。

正しい人数は分からないですが、イギリスから中国への香港返還前だったこともあり、メンバーの15人中13、14人がイギリス人でした。

僕の意見としては外国人選手のナショナルチームの選出は賛成です。

世界のプレーと日本のプレーの実力差は大人と子供、月とすっぽん。

この差は日本人だけでは絶対に埋められません。日本代表の底上げとして優秀な外国人プレイヤーは多大な影響を持っています。

実際僕がラグビーを始めてから、初めて見たワールドカップの衝撃は忘れられませんでした。

今まで見た日本のラグビーとはまるで違っていて、相手をなぎ倒す突進、イマジネーション溢れるライン使い、1つのパスの完全なタイミングと受け手の抜き去るスピード。

どれもが異常なまでに輝いて見えたのです。

「日本人の代表で負けた方が日本人として誇りが持てる」と意見される方がいます。僕もその通りだと思います。

でも勝利至上主義ではないですがスポーツは勝たないと注目されません。また応援してくれる人がいないと強くなりません。

この前の女子サッカーワールドカップで優勝したなでしこジャパンが良い例だと思います。

大会前誰がなでしこジャパンを応援していたでしょうか?予選から見ていた方がいたでしょうか?

決勝トーナメントに進んでやっとメディアも取り上げていました。

優勝後の注目度はご存知の通りだと思います。

そこで始めてサッカー界に人材や運営費、強化費などが集まってきて、さらに良い循環が出来ると思っています。

ラグビーを経験した者として、ラグビーの持つ魅力を最大限に知っているので衰退してほしくないのです。

カーワンジャパン。2勝目目指して頑張ってください。

コーヒー教室終わりました。

コーヒー教室が無事終わりました。

「アイスコーヒーの入れ方」という事で急冷式と水出し式、さらにはカフェオレベースの作り方、そして、豆による味わいの違いを講義させて頂きました。

少々遅い時期になり参加者さんも少なくなりましたが、僕自身話もゆっくり出来て楽しみました。

あとは巧く伝えられていた良いのですが・・・。

話は変わりますが先ほどBS日テレでラグビーW杯の壮行試合を見ていました。

対戦相手はアメリカです。世界のトップランクではないですかが日本にとっては良い相手です。

結果は勝利しました。

実際日本のラグビーのレベルは確実に上がっています。

でも世界で勝てないのです。

基礎的な体力面は勿論、そして、世界のラグビーレベルの上がり方が日本よりさらに早いのです。

本当に一歩一歩です。

W杯の二勝目を楽しみに待ってます。