暑い!熱い!

今日は朝から卸し先の豆が何件かあり、また一般のお客さんも多く来店してくれたので焙煎機を回しに回しました。

焙煎機を回していると、室温は30℃付近まで上がり、汗がにじみ出てきます。

しかしそれ以上に熱いのが、モカイルガチェフの香りです。

コンスタントに人気のあるイルガチェフですが、特に今日は集中して出ました。

また実際に今年の出来具合いはここ3年ぐらいで一番良い出来だと思います。

良い豆が入ると職人魂を強くくすぐられます。

いつも気合が入っていますが、さらに気合が入るものです。

「モカの酸味が苦手」とイメージを持っている方も多いですが、騙されたと思ってイルガチェフの良い香味を味わってみて欲しいです。

風邪をひいてラッキー?

24日に少し喉に違和感があり、次の日朝起きると既に熱がでて風邪をひいてしまいました。

いやーしかしラッキー?でした。

今日にはもう治りかけているので3月8日発売のハワイカッピングコンテスト優勝のラスティーズハワイアン農園の焙煎を鼻の状態がベストコンディションで取り組む事が、できるからです。

修学旅行を待っている中学生?のような気持ちです。

待ち遠しいです。

モカ・ホワイトキャメルが残りわずかとなりました

好評のイエメン・モカ・ホワイトキャメルが残りわずかとなりました。

今年もこの豆を扱ってとても良かったと思います。

2袋(40kg)と去年の2倍ほど仕入れましたが、皆さんに気に入っていただけてハードーリピーターの方も多かったです。

来年のロットに出会えるのが待ち遠しいです。

イエメン・モカ・ホワイトキャメル残りわずか。ご興味のある方はお早めにお求め下さい。

もう食べましたか?

もはやお取り寄せグルメの定番「霧の森大福」です。

何でもインターネットでは数ヶ月待ちだといいます。

でも地元愛媛の新宮に行くと購入することが出来ます。

全国の皆さんも愛媛に来た際は新宮によられてみてはいかがですか?

コロンビア集中テースティング

現在扱っているコロンビア・サンチュアリオ農園の国内在庫が切れ、4月入荷予定のため、おそらく当店の在庫も4月までには切れそうなので、代用のコロンビアの品質を見る目的でさまざまなコロンビアをテースティングしています。

コロンビア・サン・アグスティン

コロンビア・モカ ラ・パレスティナ

コロンビア・ウィラ・カネイ

コロンビア・カチャル

どれも不満のない品質ではありますが、サンチュアリオ農園のピンチヒッターということなので香味の似た豆が大前提です。

そういう意味ではどれも不適格ですね。

しかし、安定した仕入れはスペシャルティコーヒーを扱う者の尽きない悩みですね。

だからこそ魅力もあるのですが・・・。

ハワイ優勝農園ラスティーズハワイアンの焙煎度が決定しました

3月8日から発売するハワイ・カッピングコンテスト優勝のラスティーズハワイアン農園のサンプル焙煎を行いました。

シティよりのハイローストで仕上げたのですが、ちょうど酸味と香りのバランスが良く出来ました。

これで焙煎度が決定しました。

今日で3度目のテースティングをしましたが、そのフルーティな香りに惚れ惚れしてしまいました。

乞うご期待です。

HOLD YOUR LAST CHANCE!

『HOLD YOUR LAST CHANCE』これは長渕剛さんの曲です。

この曲は記憶に新しい「球界の番長」清原和博さんが巨人時代、選手人生初の2軍落ちを経験し、底から這い上がるときに心の支えとなった曲です。

HOLD YOUR LAST CHANCE。文字通り、最後のチャンスをものにしろという曲です。

この曲は僕も大好きな曲です。

そして、この曲を聞いて欲しい人がいます。

それは河内貴哉投手です。ピンと来ない方も多いと思います。

カープっ子ならご存知だと思いますが、河内投手は1999年のドラフト1位でカープに入団。

高卒ルーキーで先発を任されその年に初勝利を挙げ、2004年には8勝をマークし、将来を嘱望された選手でした。

そのしなやかな背筋と腕の振りから繰り出される150km/hを越えるストレートに僕もワクワクせずにはいられませんでした。

ですが、フォームが安定せず修整に次ぐ修整で調子を崩し、2008年には左肩の故障、手術。

ついに2009年には育成選手契約になりました。

その将来カープのエースとして嘱望され、地獄に落ち、底から這い上がろうともがいている男の記事がネットのニュースで紹介されていました。

河内投手僕はあなたがまた1軍のマウンドで投げる姿を夢見ています。

そしてこのHOLD YOUR LAST CHANCEの歌詞を紹介したいと思います。

HOLD YOUR LAST CHANCE 作詞・作曲 長渕 剛

傷つき 打ちのめされても
はいあがる力が欲しい
人は皆 弱虫を
背負って生きている

にがい涙を かじっても
ほほえむ優しさが欲しい
君が愛に しがみつくより
先ずは 君が強くなれ

Hold Your Last Chance
小手先ではがれ落ちる美しさより
Hold Your Last Chance
ひとつぶの汗の方がいい
二度と走れぬ坂道を上ったら
Hold Your Last Chance

誰かが 人生でつまづいたら
さしのべる思いやりが欲しい
人は皆 淋しさを
背負って生きている

頬を突き刺す怖さがあっても
立ち向かう勇気が欲しい
曲がりくねった迷路で
真実の自分を探すんだ

Hold Your Last Chance
テーブルに飾られたバラより
Hold Your Last Chance
野に咲く れんげ草の方がいい
二度と走れぬ坂道を上ったら
Hold Your Last Chance
Hold Your Last Chance

河内投手。待っています。

嬉しい来客

いつも当店には色々な方が来店してくださり、「美味しかったよ」「またくるね」などと声を掛けてくださり、本当に嬉しくありがたい気持ちに満たされます。

そして、そのなかでも忘れられない特別な感情を抱くお客さんがいます。

そんなお客さんの一人が今日来店してくれました。

そのお客さんは僕より一回り年下で、現在京都の国立名門大学に通う大学3年生です。

約5年前。当店がオープンして半年を迎えようとしていた頃。雨の日の出来事でした。

お店の軒先に雨合羽を着て自転車に跨った高校生がふと止まりました。

お店のお客さんの年齢層ではないので「雨宿りかぁ」と思って見ていました。

そうしたら直後、合羽を脱ぎお店に入って来たのです。

僕「いらっしゃいませ」

彼「豆をわけてくれませんか?」

僕「ご両親のお使いですか?良いことですね」

彼「いいえ。僕が家で飲ませていただく用です」

僕自身自家焙煎店に通い始めた当時が20歳の時でしたが、周りの同世代の友人に「大人だなぁ」といわれたりしていたのでとても少数派だったと思います。

それなのに高校生の青年が自分用のコーヒーを少ないお小遣いの中から当店に求めに来てくれたのですから、とても感激しました。

また、持っているカバンを見ると野球部の所属だったので、僕の野球好きが講じて「君、○高の野球部なんだ?」から始まり野球の話で盛り上がりました。

そして、彼もとても当店を気に入ってくれて、毎月1回のペースで来店してくれて彼が高校卒業まで続きました。

そして京都の大学に行ってからは夏休み、冬休みには来店してくれて今でも続けて来店してくれているのです。

僕がお店を始めたのが20代後半。今年33歳です。

そして彼が初めてお店にきてくれたのが10代の後半。現在大学3年生の21歳。

当店が彼の人生の一部に携われているのをとても嬉しく思います。

今日は彼が自分の夢について語ってくれて「研究者になりたい」と言っていました。

夢を持って突き進んでいる若者を見て、自分の事のように嬉しく思いました。

M君いつもありがとう。

お陰さまで予約が入っています

先日ハワカッピングコンテスト優勝のラスティーズハワイアン農園の発売が決定してから早くも6件の予約を頂いています。

現段階で2kg以上予約で出るので、売り切れるのもあっという間だと思います。

気になる方はお早めに。

問い合わせは0897-36-3091までお願いいたします。

コーヒーには突き詰めていく魅力がある!

先ほどTBSで放送されていた「世界不思議発見」をみていました。

今回はレユニオン島ということで、コーヒー通の方にはご存知幻の品種ブルボンポワントゥの話も含まれていました。

そしてブルボンポワントゥといえばホセさんこと川島良彰氏も番組に出ていました。

川島良彰氏はエルサルバドル国立コーヒー研究所でコーヒー栽培を研究。

レユニオン島では絶滅したとされていたコーヒーの品種「ブルボン・ポワントゥ」を復活させました。日本でただ1人品種から栽培を手掛けられるコーヒーハンターなのです。

僕もこの川島氏に惚れ、川島氏の手掛けたエルサルバドルのピンクブルボンを当店で販売させて頂きました。

僕はコーヒー好きが講じてこの業界に入りました。

おいしいコーヒーを飲むためにはどうすればよいかを常に考え、抽出はドリップをいかにうまく行うか、また焙煎は最適な煎りあげの状態にするかなど。突き詰めていくと底がありません。

そして最も魅力的なのはやはり素材なのです。

まずは最高の素材がないとおいしいコーヒーは求めることが出来ません。

僕は今まで約400種類の豆を試してきました。その中で「素材」の重要性に気づきました。

そして素材といえば産地、品種、精製方法に至るまで拘って生産されているスペシャルティでなければならないということが分かりました。

さらに突き詰めていくと自分で豆を手掛けてみたいと思うのです。

ホセさんがしている仕事はそういう仕事なのです。流石です。