涼しくなると

ここ数日涼しいので、豆の出荷量が増えました。

コーヒーは季節商品なので気温の影響を受けます。

そのため当店では夏の間は新しい豆を出すのを控えています。

先日当ブログでも書いたのですが、品評会入賞豆を9月後半に販売することを決定しました。

現在サンプル焙煎をして、適切な焙煎度を探っているのですが、本日グアテマラナショナルウィナーのエルリバノ農園をサンプル焙煎し、テースティングしました。

味わってみましたが、やはり高得点を叩き出す豆だけあって全く雑味がなくクリアなテーストです。

販売日までワクワクです。

高校野球の「投げ過ぎ問題」の生の声

当店の常連さんが新規のお友達の方を連れて来店してくれました。

そのお連れの方を紹介してもらうと、伝説として新居浜人に語り継がれる昭和50年の第57回夏の甲子園大会準優勝のエース村上投手の奥さんでした。

僕は野球が大好きなので村上投手の話を色々と聞かせてもらいました。

甲子園で準優勝後は六大学野球の名門である明治大学に進んだといいます。

ただ、甲子園大会5試合すべてを投げ切った村上投手の肩はすでに使い物にならにほど故障していたそうです。

甲子園大会が終わり、新居浜に帰ってすぐ針治療などを行っても改善がみられなかったそうです。

僕も小さい頃から甲子園をみてきて、数々の優秀な投手が肩、肘の故障で潰れているのを見ましたが、生の声を聞いてより一層深刻な問題と認識したと同時に選手の健康管理を無視する高野連の営利至上主義が脈々と受け継がれているのだと感じました。

現在メジャ―リーグで活躍しているダルビッシュ有選手がローテーションの感覚の短さの問題を提言したことによって、メジャーリーグが真剣にこの問題に対して動き出しています。

日本のNPB、高野連も動き出す時はとっくにきているのではないでしょうか・・・。

恵味ゴールド

北海道から恵味ゴールドという品種のとうもろこしを取り寄せました。

とうもろこしは朝獲りが甘くて美味しいと聞いたことがあり、収穫して2日後に届いたのでどうかなと思っていました。

早速蒸して頂きましたが、最高に甘味がありました。

北海道は食材の宝庫ですね。

9月品評会入賞豆発売

9月下旬待望の品評会入賞豆を発売します。

第一弾はカップオブエクセレンス入賞ブラジル・ドスタショス農園。

そして、第二弾は国内大会入賞グアテマラ・エルリバノ農園。

発売までにしっかり適切な焙煎度に仕上げるようサンプル焙煎に取り組みますので、楽しみに待ってください。

品評会入賞豆続々入荷

カップオブエクセレンス入賞の豆やナショナルウィナーの豆を入荷しました。

9月後半になると思いますが、そちらに備えてサンプル焙煎をして適切な焙煎度を探って、皆さんに届ける準備をしています。

豆の詳細はの後日書きます。

頂きました

先日お客さんから頂いたゴディバのチョコレートです。

ゴディバといえば高級チョコレートで有名です。

なかなか自分で買うことはないので、とてもありがたいです。

やはり滑らかでコク深さは流石ですね。

ありがとうございます。

追悼


昨日は集中豪雨で当店の寸前まで水位が増して、今にも店の中まで水が入ろうかという状況までなっていました。

上の画像は少し雨が引いた後の当店のすぐ傍の土手です。ここも水が溢れかえり、10年前の新居浜の大規模な損害をもたらした雨のことを思い出しました。

集中豪雨は本当にすさまじく、店を開けてすぐでしたが轟音を鳴らしながら雨が降り始め、何も水が無かった道路があっという間に川のような状況にまでなりました。

その状況になるまで10分もなかったと思います。10年前のことがフラッシュバックされ少し恐怖まで感じました。

ただ、幸い被害もなく雨も引いてくれたので一安心しました。

でも、僕の生まれ故郷広島では49人の方が亡くなられ、未だ41人の方が行方不明です。

被害の多い安佐南区は僕も良く知っている地域で、5月に広島に帰った時も通った場所です。

本当に胸が痛いです。追悼の意を申し上げます。

情けない!

去年の選抜で準優勝し、今も安楽投手の話題で取り上げられている済美高校野球部がいじめ問題で対外試合を禁止されるという処分が下されました。

こういう話題は本当に情けなく思います。

でも、高校野球では無い年がないほど見かける記事です。

高校野球は国民の注目度が高いので、話題に取り上げられることが多いと思うのですが、僕たち新居浜東ラグビー部でもありました。

多くの先輩方は良い方ばかりですが、一部の先輩方から殴る、蹴るは当たり前でした。

練習が終わって部室に戻ればコンクリートの上で正座させられ、その膝の上にウェイト器具の重り40kgを乗せられた子もいました。

全校生徒が集まる体育祭の予行演習で、ズボンを脱がされ下半身を露わにさせられた子もいました。

僕も当時K-1が流行っていて、ある先輩が「相手しろ」といわれ、先輩に手を出せることが出来ないので、一方的に殴られ、蹴られ・・・。

本当に最悪です。

また、チームも弱小で後輩がミスをすると殴られるので萎縮してしまい、プレーに集中できなくなる始末。正直最低な状態だったと思います。

でも、僕達が3年生になったころ、キャプテンと副キャプテンを務めていた僕はとにかく勝ちたかったので「後輩たちに手を出さないチームにしよう、チームの雰囲気を作っていこう」と話して、その意識は3年生全員が共有していました。

小さいことから始めたのですが、僕たちの代までは練習が終わり、そのあとのグランド整備は下級生の仕事でしたが3年生も参加し、道具の準備も下級生が準備しておかなければならなかったのですが3年生がすることにしました。

ですから、3年生がさぼっていると3年生同士で注意し、上級生が率先して雑務をするようになりました。

そして、訳の分からない丸刈り強制も廃止。本当に意味なく五厘刈りにしていましたから・・・。唯一丸刈りの良い点は髪の手入れを全くしなくてよいことです。

僕たちの代になって後輩たちと過ごしたの1年間の中で、僕の知っている限りいじめる3年生はいませんでした。

練習中は鬼になってかなり口うるさく指導はしました。ただ、手は出したことはありません。

その甲斐もあって僕たちラグビー部は練習が終わるとあまり先輩、後輩の上下関係がなく、夏休みは午前中練習が終わると毎日のように皆で海や川に泳ぎに行ったりしていました。これも強制ではありません。

練習を離れると上下関係なく付き合っていたので、気軽に後輩が僕の肩に手を回してきたり、それを冗談で「先輩やぞ」といった仲が先輩、後輩の中で構築されていきました。

また、このような関係が出来上がってくるとチームの雰囲気は本当に和が生まれて、目に見えるように強くなっていきました。

久万町杯(主に中四国のチームの大会)で準優勝、県大会ではベスト4。

今まで1勝出来るかどうかのチームだったので、皆の和である程度の勝てるチームになったのではないかと思います。

ラグビー部で過ごした日々は古い思い出になっていますが、練習が激しくて止めたいと思ったことも頻繁にありました。でも、振り返ると笑い話になる良い思い出です。

でも、いじめがあったこと、先輩に殴られ、蹴られした日々は、あまり話したくない恥であり、未だに思い出すのも嫌な思い出です。

きっと済美の野球部の子たちも選抜準優勝の良い思い出、その反面心の奥にしまって封印したいいじめの思い出を一生抱えていくでしょう。

せっかくの高校生活で嫌な思い出を作るよりは、振り返りたくなるような思い出を作るべきです。

こういう機会なので、過去の嫌な思い出も書きました。

次回コーヒー教室決定

次回のコーヒー教室の開催日時が決定しました。

講義内容は定番の「ハンドドリップ」です。

・おいしいコーヒーを抽出する温度は?
・おいしいコーヒー豆を選ぶ条件は?
・香りを楽しむ上で一番重要なのは?
・スペシャルティコーヒーって何?
などコーヒーに関する疑問になんでもお答えします

  
人気企画飲み比べ 
「大手コーヒーチェーンのブレンドと当店人気1位の巧みブレンド」
「陶器製ドリッパーとプラスティック製ドリッパーで味は違うか?」
「鮮度が良い豆と古い豆は味がどう違うのか?」
※飲み比べは随時変更があります

日時 10/5(日) 9時30分〜2時間程度

場所 市民文化センター別館2階料理教室
参加費 ¥1,500

定員20名 先着順

お問い合わせ 豆や焙煎堂TEL0897-36-3091

暗黙のルール?

連日甲子園を見て、胸を躍らされています。

球児の活躍はネットのニュースでも取り上げられ、今日も興味深い記事がありました。

「健大高崎は“暗黙のルール” を破ったのか」という記事です。

昨日の健大高崎対利府戦で健大高崎が、11盗塁で足を絡めた戦術で10−0と利府を下しました。

これの何が暗黙のルールを破ったというと、プロ野球では当たり前になっていることですが、大差のついたゲームでは盗塁はしてはいけないということです。

正直この記事を見て「何でこんなレベルのことが取り上げられるのだろうと」思ってしまいました。

ルール上何も問題はなく、また技術レベルの確立されていない高校野球では大逆転劇など当たり前に起こりうるものです。

今回も石川県決勝で星陵高校が9回裏で8点差を返して、甲子園への出場を決めました。

まして、プロのように負けても次の日も試合があるようなものではないです。

過去にも去年カット打法を禁止されて結果が残せなくなった花巻東の選手や、隠し玉で「高校生らしくない」と揶揄され、また、松井選手の5打席連続敬遠なども同じでしたね。僕にはあまり理解できない批判のされ方です。

野球は何故か暗黙のルールが多いものですね。これが良いのか悪いのかは分かりませんが、他のスポーツにはあまりないように感じます。

実際に我ら新居浜東ラグビー部は僕の3つ上の先輩のチームは全国優勝を狙っていた新田高校に140点以上の大差で負け、愛媛県ラグビーワースト記録を持っています。

やっぱり高校球児の大差が空いたから盗塁しないと手を抜いたプレーよりも、全力でプレーをしている姿の方が美しいと思うのですが・・・。