やっぱり職人さんの話は面白い・・・part2

昨日「すし善」の大将と話した中でお酒の話をしていたのですが、大将はコーヒーも詳しいですが、利き酒師の資格を保有するほど日本酒に関しても精通しています。

そして日本酒に関していろいろと教えてもらいました。その中でとても印象に残った話を1つご紹介します。

「○○金賞受賞」といった新酒の品評会で入賞したお酒は、品評会に向けてのみ造られたものでこの受賞したお酒を一般人が手に入れることが出来ないとのことです。

そして、市場に出回っているのは「○○金賞受賞」の蔵元という事で一般向けに仕込んだお酒に「金賞受賞」のラベルを貼って出荷されるそうです。

これを聞いて思わず、僕は大将に「う〜ん実にもったいないですね」と言ってしまいました。

現在当店ではカップオブエクセレンスを扱っています。このブログを呼んでいただいている方はもうご存知だと思いますが、カップオブエクセレンスはコーヒーの品質を審査する最も権威のある品評会です。

カップオブエクセレンスで入賞した豆はやはりこだわって造られているので極少数ですが日本酒と違って一般に流通します。その流通量は1%未満です。

これは消費者に対してコーヒーの可能性と本当においしいコーヒーは何たるものかを味わっていただき、そして生産者に対してはコーヒー作りの情熱をしっかりと評価できるシステムでもあるのです。

そして僕も大将にカップオブエクセレンスの話をして「ちょうどこんなコーヒー扱ってるんですよ」と話していたら「あ、そんじゃそれもちょうだいよ」といって頼んでくれました。

ちょっと押し売りみたいになっちゃいましたが、特にこだわりのある人、食に携わる人、そしてコーヒーに興味のない方にも一度は試していただきたいものです。きっと今までのコーヒーの価値観が変わると思います。

ちなみに現在扱っているカップオブエクセレンのボリビア プリマベラ農園はあとわずかとなりました。また11月4日〜カップオブエクセレンスのコロンビア メルセデス農園を発売いたします。

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