積雪で思い出す

本日の新居浜は積雪しました。

数年前の積雪を記録した時は十数年ぶりという希な景色です。

積雪した時にいつも思い出すことがあります。

僕が小学2年生のとき、あまりにも珍しい積雪。

学校に着いて一時間目の授業が始まろうとしている時でした。

校内放送が流れ「今日は授業を止めて一日外で雪と遊びましょう」とのこと。

なんと校長先生の粋な計らいで新居浜の子供達が一生で経験する事が無いかもしれない「雪遊び」をさせてくれたのです。

その当時はただただ、自分の知っている限りの雪だるま、雪合戦など楽しく過ごしましたが、今になって振り返るとあれ以来雪と戯れる事が無く、本当に貴重な体験をさせてもらえた事に感謝しています。

近年、とかく何かにつけて学校の在り方が問題視されがちで、当時の校長先生が下してくれた授業を潰して「雪遊び」の判断は現在の環境では問われる方がいるかもしれませんが、大人になっても深く残る思い出を作ってくれた校長先生に改めて教育とは素晴らしいものだと気付かされました。

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