素材の話は面白い

お昼ご飯をいきつけの「佐々木」さんで頂きました。


(料理の写真は一部しか貼っていません)
いつも最高の料理に酔いしれてしまいます。

そして、尊敬する職人の大先輩の大将と話す仕事の話が大好きです。

僕のお気に入りの「味緑」という枝豆の話をしていたのですが、僕が「7月初旬の初摘みのものと9月中旬の最後に摘んだものは香りが違って、7月初旬のものの方が香りが豊かでした」と話すと大将が「あ、それは本当のことです。この間トマト農家の人と全く同じ話をしていたら農家の人が『初摘みの方が美味いよ』と言っていましたから」と教えてくれました。

実はこの話はコーヒーの木も一緒です。
 
残念ながら僕は文献でしか読んでいませんが、コーヒーの木は30年の間は実を付けるのですが、実際収穫に使われているのは樹齢15年までのものだといいます。

理由も全く一緒で収穫量は減り、香りが枯れるのです。

その「コーヒーも同じですよ」と話すと大将も驚かれていました。

大将からは料理の話や素材の話を惜しみ無く教えてもらえるのでとても勉強になります。

いつも料理の世界は恐ろしく深いと思わされます。

僕の場合はコーヒー豆というジャンルのみを追究していますが、料理は異常なまでに扱う素材の幅が広い。

本当に尊敬しています。

本日も最高の料理と大将の素材に対する探求心に惚れ直しました。
 
そして、女将さんとは僕の結婚観について話していると「そんなこと言っていると婚期もっと遅れますよ〜(笑)」と堪えるツッコミを頂きました(悲)。

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