明日ナショナルウィナールワンダ・カナジ発売

明日からナショナルウィナールワンダ・カナジの発売です。

「ナショナルウィナー」とは「カップ・オブ・エクセレンス」に出品されたロットのうち、国内審査は勝ち上がって来たものの本選の最終国際審査で惜しくもC.O.Eとして選ばれなかったロットをいいます。

従って評価としてはC.O.Eの受賞ロットには劣るものということになります。ただ、C.O.Eの受賞までは5回の審査を勝ち抜かなければならないのですが、ナショナルウィナーの場合も3回勝ち抜かなければなりません。

ですから、価格的にもお得で品質の高さはお墨付きのロットです。

[カッピングコメント]オレンジ、アップル、ハニー、ライブリー、ブライト、スウィートロングフィニッシ

そして、同時発売のエルサルバドル・サンカルロス農園です。

エルサルバドルコーヒーの特徴は口に広がるビターチョコのようなまろやかなコク、甘味、苦み、柔らかい酸味のバランスの取れた良質な豆です。

今回サンプルテーストの為に取り寄せたサンカルロス農園のテースティングをして驚愕でした。

僕が今までテースティングをしてきた約40銘柄のエルサルバドルコーヒーのキャラクターを覆すフルーティ感。

あまりにも稀有なキャラクターだったので仕入れてみました。

品評会入賞豆ではありませんが、それに匹敵する品質です。

1年で数えきれない種類のサンプルテーストを行いますが、その中で1つか2つは「何でこんな品質の良い豆が品評会にエントリーされずに流通しているのだろうか」と出会いがあります。

エントリロットでも入賞ロットでもないので、とてもお得に提供が出来ます。

どちらも限定なので興味のある方はお早めにお求めください。

2 Replies to “明日ナショナルウィナールワンダ・カナジ発売”

  1. 二日続けてのコメントとなりますが、今日はエルサルバドルのコーヒーが紹介されていました。
    エルサルバドルと言えば、10月の初め大阪朝日放送ラジオの朝の放送「おはようパーソナリティ道上洋三です」で、コーヒーハンター川島良彰氏がゲストとして出ていました。
    高校を卒業して、一人で、エルサルバドルに渡り、地元の大学、地元の国立コーヒー研究所に入り、内戦状態の中、コーヒーの勉強をされたようです。
    銃撃もされ、隣にいた兵士が撃たれて死亡した、とも言われていました。
    残念ながらコーヒーは飲めないのでよくわかりませんが、エルサルバドルのコーヒーはそれほど人をひきつけるものがあるのでしょうか。

    それと愚問ですが、日本ではお茶が茶道としてあり、わび、さびを言われていますが、コーヒーにはコーヒー道のようなものがあるのでしょうか。
    カフェインの作用は同じと思うのですが・・・・。

  2. Shiozakiさんコメントありがとうございます。川島さんは僕の尊敬する珈琲人の一人です。エルサルバドルの国立コーヒー研究所はブラジル、コロンビアに並ぶ世界でもトップの研究所です。

    ブラジルは世界一の生産国で有名ですが、エルサルバドルコーヒーは1ヘクタール当たりの生産量にすると世界一なのです。

    品質もとても良い物が多くブルボン種が多いのですが、豊富な温泉が沸き出ていて、そのお湯を使って生産される温泉コーヒーは味わいはクリアでコク深く、まろやかで大好きです。

    ちなみに「コーヒー道」というカテゴリーは無いもののバリスタの世界一に輝いているのは日本人が多くなり、また最近新しい3次コーヒーブームがアメリカから進出していきていますが、元々が日本の喫茶店で行われていたハンドドリップをアメリカに持ち帰り逆輸入した形なのです。

    海外から伝播してきたコーヒーですが、日本人が取り込めば何かしらの精神性が乗っかって「コーヒー道」みたいにカスタムされていると思います。

    あと、カフェインでいえば深煎りの方がカフェインの含有量は浅煎りよりも少ないのです。

    また、お茶でいえば玉露はコーヒーよりもカフェイン含有量は群を抜いて多いです。

    ちなみに成人だけを限っていえば消費量はお茶よりもコーヒーの方が多いです。

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