コーヒーハンターのエルサルバドル・モンテカルロス農園パカマラ種残り約3kgとなりました

コーヒーハンター川島良彰氏プロデュースエルサルバドル・モンテカルロス農園パカマラ種も好評で残り約3kgとなりました。

2011年に川島氏のエルサルバドル・ピンクブルボンを扱い、そして今回のエルサルバドル・モンテカルロス農園パカマラ種を扱って思いますが、品質の良い豆がまだまだあることを実感します。

コーヒー業界に携って以来ずっとサンプルテースティングし、現在900種類近くの豆を見てきました。

色々な豆の品質を見ていますが、1年に1度か2度はこの豆が品評会にエントリーしていないのは勿体ないなという物に出会います。

先日まで発売していたエルサルバドル・サンカルロス農園もそのような豆でした。

品評会入賞豆でもないので、品質も高く価格もお得に提供できるのでサンプルテースティング後すぐに業者に発注しました。

川島氏は世界で唯一のコーヒーハンター。

その所以は、日本に流通していない豆、絶滅した品種の復活、栽培指導を現地で手掛けているためです。

僕自身川島氏の豆は何種類か取り寄せてエースティングしていますが、どれもカップオブエクセレンスに入賞しているロットと遜色ない品質です。

どうしてもミカフェート独自で輸入し、コーヒーセラーで保管しているため価格的には高くはなりますが・・・。

それでも品質の高いコーヒーを突き詰めていくと、現地に赴き、栽培指導し、温度管理し空輸、そしてコーヒーセラーで保管。

それを川島氏は体現しているのですから、本当に尊敬しています。

そのコーヒーハンター川島良彰氏プロデュースエルサルバドル・モンテカルロス農園パカマラ種も残り約3kg。

興味のある方はお早めにお求めください。

2 Replies to “コーヒーハンターのエルサルバドル・モンテカルロス農園パカマラ種残り約3kgとなりました”

  1. 11月14日の川島良彰氏のFacebookに
    「いよいよ来週伊勢丹新宿店で、コーヒーのイベントが始まります。開催中、ほぼ毎日14時?18時に店に出ています。
    今回世界で初めて市場に紹介される希少種「ボルボマラ亜種」を、カップと焙煎豆で販売します。ご期待下さい!
    量が非常に少ないので、毎日数量限定での販売になります。」

    ボルボラマについては、別の欄で、
    「ボルボマラは、私の第二の故郷エル・サルバドルの友人が、10年以上前から取り組んできた人工交配種です。
    彼の一族は、100年以上コーヒー産業に関わってきた筋金入りのコーヒー一家です。
    この品種はピンク・ブルボン亜種とパカマラ亜種をかけあわせたもの。
    ピンク・ブルボンは独特の甘味と飲みやすさで特に女性に人気が高く、5年前に日本に初めて紹介してから、毎年輸入していますが、
    すぐに売り切れてしまう人気の高いコーヒーです。
    対して、パカマラは大粒でボディのしっかりしたコーヒー。その両者の良いところをうまく引き出した、おいしいコーヒーに仕上がりました。
    一般的なコーヒー豆と比べるとかなり大ぶりで驚かれると思います。
    実はこのボルボマラが、市場に出るのは世界で初めて。ただまだ収量の問題があり、今回のイベント開催中に販売できる量は僅か4.8キロです。」
    という記載がありました。
    新しい美味しいコーヒー豆を交配で作り出しているのですね。

    ?愛媛でも「紅マドンナ」のように交配で美味しい柑橘が作られたように、日本人は改良新種を作り出すのは得意だと思います。
    新しいコーヒーの品種にトライしている日本人は川島良彰氏以外におられないのでしょうか。また交配で目指す新品種は、香りよく美味しいものとは思いますが、
    究極どんな品種を目指しているのでしょうか。雰囲気、気分などで、これだとは決めきれないものかもしれませんが。

    ?それと、コーヒーの美味しさはどんな物質に由来するのでしょうか。食べ物では、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウムなどがありますが、
    コーヒーのうまみはそれらとは全然違うものと思いますが・・・。どんな物質なのでしょうか。

  2. Shiozakiさんコメントありがとうございます。

    コーヒーの品種についてはあまりにも夢物語ではありますが、大量生産が出来て品質の高いものというのが究極であると考えます。

    ただし、それは不可能なことです。嗜好性と生産性は相反するものです。

    嗜好性の高いコーヒーとは話がそれますが、当店のお客さんに東京大学農学部出身で農薬の研究者の方がいて、以前農作物の品種改良の話しを聞くととても面白いことを教えてくれました。

    「農学部で学ぶのは大量生産種しか勉強しません」とのことで、
    「学問である以上、人類の食するものは全体に行き渡るようにするというのが目的なので品質を上げるという観点では品種改良を学ぶことはありません。」

    嗜好品のコーヒーに携わる僕としては品質向上の品種改良しか頭になく、確かにこれも品種改良の重要な役割なのだと気づかされました。

    嗜好性の高いコーヒーということでいえば、それこそ好みが分かれるので曖昧な表現になりますが、コク深く、甘味もあり、クリアなマウスフィールで、酸質が綺麗な物ということになります。

    僕の中では、ハイブリッド種ではありませんが「ゲイシャ種」は理想的な品種だと思います。

    高値で売買されて生産者の生活が潤い、また消費者も品質の高さに笑顔が出る。僕の中の究極の品種はそれです。

    ちなみに「コーヒーの美味しい成分」については後日ブログに書きたいと思います。

    ご了承ください。

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