僕は食べる事が趣味で食べ歩きしたり、自身でも大体火曜日は料理を作ります。
また年末・年始は年越しそば、雑煮など出汁の効いたものは特に好きで自分で出汁をとります。
出汁って奥が深いですね。カツオと昆布の旨味成分であるイノシン酸とグルタミン酸が合わさり相乗効果で旨味が増し、あの独特な味わいが奏でられるのですね。
でもこの2つの成分がバランスよく入っていないとぼやけた味になって口に残らないのですね。
これっておそらく出汁だけじゃなくて食べ物すべてに当てはまるのではないかって思ってます。
ブレンドを考える時、いつもこの事は頭にあります。ベースになる豆(味の方向性)を決め、マイルドなのか、コクのあるタイプなのか、さらに香りはどういうものにするのか、本当に重要です。
これからもいろいろな食べ物を知り、多方面から味を捕らえコーヒーを作って行きたいと思っています。