ドリッパーについて2


前回に引き続き、ドリッパーについて書きたいと思います。

先日、一つドリッパーを選ぶポイントは「プラスティック」と書きました。

ドリッパーの素材による違いで一番大きいのは、お湯の透過性です。
この透過性とは粉に湯を注ぎ、そのお湯が粉をいかに効率良く通っていくかということです。

透過性が悪いと味がにごり、香りがたちません。良いとクリアーな香味が抽出されます。

そして陶器製とプラスティック製は明らかに透過性が違います。

ドリッパー内部を見ていただくと何本もの線が入っているのがわかると思います。これをリブといいます。

このリブはどちらのドリッパーもありますが、リブの「高さ」が違います。そして、リブの高さが透過性の良し悪しを決定します。

どうしても陶器製のドリッパーは高いリブが出来ません。一方プラスティック製は高いリブが作る事が出来、これが味の違いとして出るのです。

少しマニアックな話になりましたが、陶器製よりもプラスティック製の方が値段も安く、扱いやすいのでおすすめです。

One Reply to “ドリッパーについて2”

  1. コーヒーの飲み方にもいろいろあるんだなあと感じました!素人は知らない、玄人さんの知識をありがとうございます!

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