自販機販売

業界の情報を読んでいて少し気になった記事があったので書いてみます。
 
コカ・コーラグループの自販機台数は98万台で業界首位です。

コカ・コーラグループ全体では飲料の約47%(金額ベース)が自販機で販売されてるというのです。

ですが、飲料の自販機販売は09年になって不況の影響を受け、かつて経験したことのない落ち込みを見せているみたいです。

特に事務所、工場など職域に設置されている自販機販売の落ち込みが大きい。コカ・コーラ セントラルは神奈川から愛知県までの6県を販売エリアにしているが、自動車関連の職域を例にとると、減産の影響を受けて1〜3月の自販機販売は前年比30%も減少した。との事です。

その後減産緩和で戻ってはいるが、まだ15%減のレベルらしいのです。
 
やはり消費者の節約志向の影響も強く出ているそうです。

緑茶系飲料を例にとると、スーパーでは2リットルPETボトル入りが178円で買える。ところが自販機だと500ミリリットルPETボトル入りは150円の定価販売。

この不況下では消費者もとても価格には敏感になるのは当たり前ですね。

ですがこの記事を読んで思うのは大手スーパー、大手アパレルメーカーの激安ジーンズなどの激しい価格競争の行く末デフレスパイラルがもたらす、企業の利益の減少に伴い従業員の賃金低下、最終的に失業者の増加の怖さです。

結果、購買力は低下、さらに商品価格の引き下げ。

うーん本当にスパイラルだ。

この状況いつ抜け出すことが出来るのでしょう。

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