今年のボジョレーヌーボー


11月19日解禁なのですがすみません。

「今年の出来は?」とよくいわれるボジョレーヌーボーですが、今年も買いました。

しかしまだ飲んでいません。

このボジョレーヌーボーは収穫を祝う「祝い酒」であり、またその年の出来栄えをチェックすることを目的としたワインです。

このブログをなぜ書いているかというと、ワインはとても文化として根付いている印象があり、それをとても素晴らしいと思うのです。

先日お客さんから「エルサルバドル シベリア農園の味が変わったね」と言われてとてもびっくりしました。

実際この間、新豆(ニュークロップ)になりこの新豆は去年の豆とは印象が違います。

スタンダードランクの豆ならば混ぜ物なのでこういう事はないのですが、スペシャルティコーヒーは生産地域、品種、農園がはっきりしているので、反対にその年の出来栄えは違います。

それなので僕自身も新しい豆になるときはテースティングしその出来次第では仕入れるかどうかを決めています。

それでもお客さんで気づかれる方は少数でこういう事が話せるととてもうれしくなります。

スペシャルティコーヒーがもっと普及し、こういうワインのような文化が根付いてくれればといつも思います。

コーヒーもワインのように農作物ですからその年の気象条件等で味が代わるのは当然なのです。そしてそれを楽しむすばらしい文化がワインにはあります。

また日本にも同じ文化がありますよね。

それはお米です。僕は日本のお米に対する意識も同じだと思います。

地域(新潟とか)にこだわり、品種(コシヒカリ)とか精製方法(天日干し)だいたいの情報をしったうえで購入し毎年新米を味わっていますよね。

こういう感じでコーヒーを飲むと、コーヒーをさらに楽しく味わえますよ。

スペシャルティコーヒーならではのコーヒーの楽しみをぜひ味わってください。

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