焙煎の個性

コーヒー専門店をしているとお客さんから他店のお話を聞く機会がよくあります。

味に関する情報をいただくことが多く、「あそこのお店は苦味が強い」「すっぱい味がする」「甘味が強い」とさまざまな意見をいただきます。

大手のロースターの焙煎は画一的なもので焙煎機は熱風式、焙煎時間は5分ぐらいのものです。そして焙煎度会いは一昔前ほどではありませんが浅煎り傾向です。

そして当店のような自家焙煎店はまちまちで個性が強く出ます。

それは焙煎士の技術、考え方で決まるからです。

だいたいではありますがそのお店の味を聞くと、どういう風に煎られてものか分かり、そして実際に飲んでみるとどういう焙煎機を使い、焙煎時間、焙煎方法も傾向が掴めます。

ですからいくらスペシャルティの豆を使っても技術がなければ良い味は引き出せません。

僕自信コーヒーの味を引き出すのに最も心がけているのは自分の焙煎が最高だと思わないことです。

ですからスペシャルティ専門のお店に限りますが、いろいろなお店の豆を購入し勉強させてもらっています。

最後に僕が目指すコーヒーの味は「クリアーで苦味の少ないコーヒー」です。

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