僕が自家焙煎を始めて6年目を迎えようとしています。
そして、スペシャルティコーヒーを扱っているうえで、とても楽しみな事があります。
それは「新豆の出来」です。
コーヒーはお米同様、新米、古米、古古米とあるように、ニュークロップ(新豆)、パーストクロップ(前年度収穫豆)、オールドクロップ(それ以前の収穫豆)があります。
時折、缶コーヒーなどで「10年熟成豆使用」と聞いたことがある人も多いと思いますが、香りは新豆に勝るものはないのです。
そして、お米やワインのように毎年味わいが違うものです。まさに毎年ボジョレーヌーボーを楽しむのと同じです。
そして最近ですが、当店のエルサルバドル・シベリア農園の豆が新豆に変わりました。
今年の出来は去年のクロップとは違い、よりコクが強く、酸味が少なくなりました。
僕の経験上、2年前の出来と似ていて僕としてはとても良い出来だと思います。
今年のクロップと去年のクロップを飲み比べてみると、コーヒーの通の楽しみ方が出来ますよ。
ぜひお試しください。