焙煎度の決断

2011年度のカップオブエクセレンスが市場に出回り始めました。

グアテマラの物ですが、早速サンプルを取り寄せて焙煎をしました。

まずサンプルを煎る目的はテースティングですか、そのなかでも重要なのはこの豆に向いている焙煎度はどこなのかということです。

ですから実際に販売するまでに何度か焙煎度を変えて焙煎をしてテースティングを行い、最適な焙煎度を決めるのです。

この焙煎度に正解は無く、焙煎士が考える「最適」な焙煎度となります。

正直この作業は悩みます。

特に今回のような品評会に入賞した豆はある程度煎り深めると、どの焙煎度でも美味しいのです。

あとは酸味、コク、甘味、香りのバランスのどこに重きを置くのか。

現在2回焙煎を行いハイとフルシティで仕上げた豆をテースティングしました。

正直言ってやはりどちらも最高に美味しいです。

答えがないのでいつも手探り状態です。

連々と書きましたが焙煎度を決めるのはこんな感じで行っています。

ちなみにこのサンプルで取り寄せたグアテマラは扱う方向で進んでいます。

また決まったら報告します。

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