疑問を持つということ

暑くなってくると珈琲豆の消費は激減します。その反対に当店では売り上げが伸びてくる商品が「カフェオレベース」です。

暑くてアイスコーヒーを淹れるにもコンロの前に立ちたくなくなるのでしょう。仕方がない事です。

そこで、このカフェオレベースはなんといっても手間が要らず、牛乳を混ぜるだけでカフェオレが出来上がります。

カフェオレベースを販売するきっかけになったのもそもそも「カフェオレってこんなものか」というところから始まりました。

お店を開店するにあたってコーヒーのメニューを考えていた時に色々なお店に行き、さまざまなコーヒーを飲みました。

僕はプライベートではアイスコーヒーやカフェオレのようなアレンジメニューは一切飲まないのですが、研究を兼ねて他店のアレンジコーヒーを飲んでいるといつも「カフェオレってこんなものか」と思っていました。

通常のカフェオレの淹れかたはアイス用の豆を2倍の濃度で淹れて、牛乳で伸ばす。といった感じです。

この淹れかたで作ると、何せコーヒーがミルクに負けてしまい「これではコーヒーではない」と思い、自分なりに作り方を研究しました。

その結果「これはいける」というものが出来て、販売しようと思いました。

実際お客さんに良い評価頂くまでは僕が独りよがりで「おいしい」と思っていても意味がないので不安でしたが、発売以来着実に販売が伸びている商品となりました。

少しづつではありますが「僕の製法で作ったカフェオレの方がおいしい」と自信が持てるようになりました。

今まで常識で行われてきたことに疑問を持ってみる大切さに気づかされました。

いつの時も忘れてはいけないことですね。

ちなみにおすすめの作り方はカフェオレベースの原液に乳脂肪分の高い牛乳を使って作ることです。僕のお店は乳脂肪分4.4%の物を使っています。

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