日本国民も大注目のサッカーW杯がいよいよ2日後に開催されます。
ですが、ニュースでも流れている通りスタジアムの建設が間に合っていないところが数か所あるというのです。
このようなニュースを聞いていると日本では有り得ないことで、日本は本当にきっちりしている国民性ということを実感します。
僕も自家焙煎店としてブラジルの豆を扱っていて、ニュースでスタジアムの建設の遅れを聞いて「やっぱりか」と思ったことがありました。
ブラジルといえばコーヒー生産国1位。
そして、僕のテースティング経験上(100種類近く)平均して品質が高い国です。
ある時、商社の方と話していて
僕「ブラジルの豆は大体どれを飲んでも品質は良いですね」
というと・・・。
商社の方「でも、所詮ブラジル人のすることです」というのです。
僕は少し笑ってしまいましたが、驚いて「なぜそう言うのですか?生産国の人が作ってくれないと困るじゃないですか」というと
商社の方は「豆の取引をしていて、予定の到着より数か月遅れることなんて当たり前なんですよ」というのです。
そういうものなのだなとその時は思いましたが、これが実際に遅れます。
日本人気質では考えられませんが、それもラテン系のブラジル人では当たり前なのだと心の余裕は持たなければなりませんね。
本で読んだことがありますが、ラテン系は極端に自殺率が低いといいます。反対に日本人は自殺率が高い。
ブラジル人の背負わない陽気さに羨ましさも感じつつも、日本人の勤勉さに誇りが持てるニュースだと思いました。