三菱自工の燃費不正測定問題の余波

三菱自工の燃費の不正測定が発覚して、しばらく経ちました。

そして、今日はスズキが対象車種16台で不正測定があったと発表しました。

随分と大きい問題で、僕を含めて車好きなお客さんとも話すのですが「今さら」感があります。

この問題はかなり前からカタログ値の燃費と実燃費がかけ離れていると言われていました。

車雑誌の最大手、「ベストカー」では「カタログ値と実燃費の離れた車種ランキング」なんて特集がありました。

車はユーティリティ性の高いもので、車選びのポイントは千差万別。

それこそ、燃費が良い、デザインが良い、走行性能が良い、荷物が多く乗せられる、ステータス性が高い。など。

僕を含めて大半の車好きは走行性能を求めるので、燃費に対してはさほどの、購買意欲を掻き立てられるものではないのです。

それなので、カタログ値と実燃費が大きくかけ離れている事実を知っていても、騒ぐ事が無かったのです。

でも、車は車好きに限らず色々なユーザーが買うものです。

自動車会社独自の発表で決められる燃費には隠蔽性が高くなるのも、無理がありません。

そして、今回のスズキの対応は僕としては「真実を話す信頼性高い企業」という印象を受けました。

大体の自動車会社が叩けば埃が出る問題だと僕は捉えています。

この問題を他の自動車会社はどう捉えているのか、またユーザーは発表したスズキをどういう観点で見るのか。

その動向が気になります。

皆さんはどう捉えたでしょう?

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