一日のスケジュール

連日忙しくしていて、ブログが休みがちになってしまいました。

例年3、4月は忙しく仕事をさせてもらっています。

よくお客さんから「何時から仕事をしているの?」と聞かれることがあるのですが、これもおそらく当店のオープンが10:30~ということで、ゆっくり仕事をしていると思う方が多いのかもしれません(苦笑)。

当店は喫茶もしていますが、主に豆を販売する自家焙煎店です。

それなので、パン屋さん、お菓子屋さんといった物販店のイメージの方が分かりやすいかもしれません。

あまり興味がないかもしれませんが、一応僕の一日のスケジュールを公開したいと思います。

7:00~仕事始め(繁忙期は6:00)

10:30オープン~18:00営業修了

18:00~配送、お店の買い出し

19:00帰宅

晩御飯を頂き、少しゆっくりし

21:00~お店に戻り次の日の準備、書類作成、伝票整理、発注業務
23:00修了帰宅(早い日は22:00、繁忙期は24:00を越えます)

1:30就寝

僕の仕事のペースが遅いのかもしれませんが、とても拘束時間は長く、お勤めの方ならブラック企業間違いなしです。

ただし、これも自営で、ましてや好きなことでお給料が頂けていることは何物にも変えられない充実感があるので、とても幸せなことです。

ざっとスケジュールを公開しましたが、お店を長く続けて来ている方は皆総じて仕事の時間が長いです。

本日も多く加工品を用意しましたが、かなりの量が出たので少し残業し明日に備えました。

大体この忙しさも4月初旬まで続くので、気合いを入れて張り切っていきます。

暖かくなってきました

ここ2日間20℃を越える気温になり、焙煎をしていると汗を掻く気候になりました。

この時期は人事異動、転勤などでプレゼント用にお買い求め頂くお客さんが来店してくださいます。

珈琲豆はもちろんですが、加工品が多く出ます。

そのため、豆を焙煎し、加工するという工程が増えるため、かなりの時間を要します。

ほんの少しですが繁忙期となるため、体もバテそうですが当店を選んで頂くことは本当にありがたいです。

しばしの期間気合いを入れて、張り切っていきます。

「中国菜房くどう」さん

本日はお仕事終わりで「中国菜房くどう」さんに行きました。
もう既に我が家の定番です。

前菜、点心(海老蒸し餃子)


点心2(にら饅頭)、大海老のアヒルの塩漬け卵炒め。塩卵の塩味と柔らかい香りが海老と絡んで絶品です。


イベリコ豚のバルサミコ酢の酢豚、我が家定番の麻婆豆腐。イベリコ豚のバルサミコの酢豚はトンポーローのようなほろほろの仕上がりと穏やかな酸味でコクのあるバルサミコソースがさっぱりとした後味で、かつしつこくない絶妙な仕上がりです。


そして1日限定3皿のサイパンシェ。写真では伝わりにくいですが、とても手の込んだ逸品。
画像に見える白い雲は真鯛のすり身と卵白を混ぜた炒め物。下にはトマトをまとわせ、筍と炒めたチャーハン。そして、添えている甘辛く炊いているスペアリブ。
混ぜて食べると様々な旨味がたっぷり口の中に溢れだす逸品です。

工藤さんの料理は創造性豊かで繊細な味。定番のメニューも工藤さんのエッセンスが入っていて新しい。
本当に凄い職人さんです。

まだまだ食べていないメニューがあるので、次回まで楽しみです。

お店を続けてきて嬉しいこと

当店は5月で11年目を迎えます。色々な方に利用頂き支えて頂いています。

11年目となると開業当初からの常連さんとのお付き合いも当然11年。

両親に連れられて来ていた子供たちも大学生、社会人になっています。

その彼らが子供の時コーヒーの飲めなかったのが、大人になり来店してくれて「ブレンド1杯淹れてください」と飲んでくれるのです。

これも何とか11年やってこられたからこそ味わえる喜びです。

そして今年もお店に来てくれていた子供たちが、大学生、社会人へと新しい世界に旅立っていく季節になりました。

その姿を見られるのも本当に嬉しく思います。

改めて焙煎の深さを知る

先日全国的にも有名な自家焙煎店から珈琲豆を取り寄せました。

これまで数多くの自家焙煎店の豆を取り寄せて勉強させて頂きました。

焙煎はその焙煎士が考えているベストポイントを狙って仕上げていく作業です。

それなので、同業者の僕としては、その焙煎士さんはこういう香味の表現がしたかったのだろうと伝わります。

今回お取り寄せした豆(6種類)はほとんどが深煎りに傾注していました。

深煎りが好きなのだろうとは分かるのですが、もっと表現が豊富でも良いのではないかと感じました。

これは批判ではなく僕の個人としての感想です。

少なくとも当店とは違い全国区の知名度を誇るお店なのですから、僕が批判をしたところで説得力はありません。

今回書きたいのは改めて焙煎とは正解の無い仕事だということに気づかされたということです。

いつも僕は珈琲の焙煎を「楽譜」だと思っています。

豆という楽譜は決められたものなのに、焙煎士という「指揮者」が違うと同じ曲でも表現が違う。

そして、それぞれの焙煎士の焙煎にお客さんがついている。

僕もまだまだ11年目。これからもずっと焙煎道に精進していきたいと思います。

「蕎亭はる」さんで昼食


本日のお昼ご飯は蕎亭はるさんで頂きました。

バッチリ安定感の蕎麦打ちの巧みさ、つゆの旨味と香りと甘味。

辛味大根と合わせるとピリッと鼻を抜けていく柔らかい辛味と蕎麦の香りが最高にマッチしています。

本当にいつ食べても美味しいです。


そして、何といっても食後のコーヒー?も最高です。

稲井社長はかなりのコーヒー通。香味の捉え方が的確で僕の焙煎についてもアドバイスを頂ける貴重な存在です。

淹れ方もとても上手く、美味しい成分と香りはしっかり抽出しているのですが、雑味は落としていません。絶品です。

本日も美味しいお蕎麦と珈琲を存分に味わいました。

「らぅ麺純」さんで晩御飯

本日はお仕事終わりで「らぅ麺純」さんで晩御飯を頂きました。

18:00ちょっと前に着いたのですが、既に満席状態でした。

純さんのつけ麺はつけ汁が豚骨の深いコクと魚介の旨味、香りがバランス良く構成されていて、それでいて香味油を使っていないため、さらりと最後まで美味しくいただけます。

そして、何よりも純さんの細やかな仕事、美しい所作、まきさんの気配りとお客さんを上手にまわすホール捌きが絶妙です。

その永井夫妻にとても興味があって「日本料理佐々木」さんの佐々木家から紹介して頂き、お付き合いさせて頂いていますが、お人柄も素晴らしい尊敬しているお二人です。

その永井夫妻が営む「らぅ麺純」さんも4月16日発売のミシュランガイド掲載が濃厚です。

今晩も美味しいつけ麺。ごちそうさまでした。

プチ繁忙期

早いもので2018年も3月になりました。

この時期当店は年末ほどではないですが、繁忙期となります。

特徴として常連さんではなく、一見さんであったり、自身のコーヒーをお求めではなくプレゼント用の豆や加工品を求める方が多くなるからです。

この傾向は3月になると人事異動、転勤、転居が増えるためです。

そのプレゼント用に当店を選んで頂けるのは本当にありがたいことです。

気合いを入れて3月を乗り切りたいと思います。

頂きました

四国中央市の「白石菓子舗」さんの3代目の幸平さんから尾道旅行のお土産「USHIO CHOCOLATL」さんのチョコレートを頂きました。

昨年の広島旅行で訪れてみたくて、それでも時間が無くて断念していたお店だったのでとても嬉しいです。

カカオも産地によって品質が違い、焙煎によってどのような仕上げをするかで個性を引き出すものだと感じます。

コーヒーと似ているので興味深いジャンルです。

幸平さんありがとうございました。