常に前を向く

先日トラウマについて書いたので重い内容になりました。

そのせいか、ブログを読んだ方から心配して頂くことが多いのです。ただ、ありがたいのですが、僕は心配して頂くために書いているわけではありません。

自己開示して前を向いて歩いて行くためです。そして、すでに僕は前を向いています。

僕はポジティブシンキングしか出来ない人間。そんなところに心を留めておきたくない。

何よりも知り合って長く触れあってきた相手の子に好意に想っているのに不快感を与えたことへの懺悔の念はあります。

ただ、フラれた事自体はモテない男の宿命。フラれ慣れているので大した問題ではありません(笑)。

何せ彼女の存在がなければ、自分の心の状態が分からなかった訳です。

当時、離婚後8ヶ月目だったので、早い段階で自分の心の状態が分かって良かったと思います。

それでも、いつフラッシュバックがあるかは分からないので、そのために何をすべきなのか、色々と考えた結果、何よりも経験者に話を聞くのが一番。そこから、始めました。

日本の離婚率は35.5%、1位の高知県に至っては46.15%という数字。花粉症患者が38%なので、本当に珍しくないということが実感出来ます。

当店のお客さんの中でも、離婚歴のある方が結構おられて、かつ再婚されている方も多数いらっしゃいます。

これは離婚歴のある人でないとなかなか聞けないこと。始めに僕はこうでしたと自己開示し、その方が離婚した時の経緯、気持ちを聞いてみると、パートナーへの良い想い、悪い想い、不信感、恐怖心、自己嫌悪、自信喪失・・・。やっぱりあるある。

僕の傷は一年前の離婚当時の喪失感と激しい自己嫌悪。心をマンリキで絞り上げられるような気持ちだった。おそらく、それが潜在意識に埋め込まれているのでしょう。

「あんな想いは絶対にしたくない」その傷が女性へのアプローチにブレーキをかけているのでしょう。

また、そのブレーキをかけている事実に自分のメンタルが弱いと思い、ショックでした。

何せ頭では「よし!前を向いて行こう」と思っているのですから。それも含めて、経験者の方に聞いてみると、

「拓郎さんが、特別メンタルが弱いというわけでは無いよ。道を歩いていて、何かにつまずきコケたら自然と心は”気を付けよう”となるでしょ。それは結婚も一緒。失敗してつまずいたら、次はコケたくないとブレーキをかけるものだよ。僕もそうだったから。」

これを聞いてすぅーっと、心が軽くなるのを感じました。やっぱり聞いて良かった。本当に経験者の話というのは実体験からくる言葉なので、説得力が違います。

それから暗い話ばかりしても楽しくないので「離婚あるある」で盛り上り、

「家に帰って玄関開けた瞬間、ため息出るよね~(笑)」

「旅行、行かなくなるよね~(笑)」とか、結構笑えるものですよ。これも離婚経験者の特権です(笑)←当たり前ですが、無いなら無い方が良い、それが一番です。

その方は現在再婚されて幸せな生活を送っています。そこで、トラウマを抱えていても、再婚まで至った経緯なども聞きました。「先にパートナーになって欲しい女性に告げること、向き合ってもらうことが重要」、「前の結婚より慎重にはなったけど、1つ1つ安心感を得て不安が薄れ、信頼出きる存在となっていくよ。」と教えてもらいました。

今の自分を見つめ、弱くなっていることも認め、しっかり相手に伝えていくこと。

冒頭でも書きましたが、ご心配おかけしていますが、僕は前を向いています。

心の状態が分かったとき、すぐに心理学の勉強をするようにしました。かつて、大学の経営学部時代に行動心理学を学んだ事がきっかけで、色々な心理学を雑学として勉強したことがあって、その優位性を知っています。

その成果もあって、確信ではないですが、ここ数ヵ月間で1つ1つですが、セルフコントロールをして穴を埋めていけている自信が付いてきました。

あとは良いご縁があればと切に願います。

ご心配頂きありがとうございます。

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