日々是勉強

仕事初めから新たに焙煎をがらり変えました。

焙煎コンテストで準優勝したtiny ponta coffeeさんの諏訪さんが年末、当店に顔を出してくれて、焙煎した豆のカッピングをすると、その技術の差に改めて打ちのめされました。

三年前の諏訪さんとの研修会の時も焙煎を変えましたが、その時よりも諏訪さんもアップデートしていて、焙煎方法を変えている。さすが全国のトップ。

さすがに追い付けないが、背中を見られるように捉えておかないと。

そこで、諏訪さんに細かくボトム、着火のタイミング、メイラード反応、カラメル化の時の火の入れ方落とし方、煎りあげまでの火の落とすタイミング。など、教えてもらいました。

これまで自分なりに、作り上げてきた焙煎のプロファイルもなにも役に立たないので、新たに刷新。チェックするポイントがかなり増えてました。1月2日から焙煎を始めて、すでに100枚を越えてデータとしてしっかり集積されています。

現在の焼き方ではさらに手が放せなくなりますが、炒り上がった豆はキャラクターの強さと、クリアさに加え、酸味がシャープになります。

火の入り方は、これまでの焙煎よりも1ハゼ後に入りやすくなるので、火を細かく落としてコントロールして、気持ち前で炒りあげるようにしています。

焙煎という作業は本当に単純です。何か他の素材と混ぜるわけでもない、味を付けるわけでもない。

作業としては「焼く」だけなのです。

だけれど、「いかに焼く」かが難しい。

日々是勉強。15年目のキャリアはありますが、新人のような清々しい気持ちで取り組んでいます。

やっぱり焙煎は楽しい!

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