来ました!


お世話になっているプロレスファンの仲間の紹介で、遂に当店にも九州プロレス所属の「めんたい☆キッド選手」が来てくれました。

画像の通りマスクマンなのですが、素顔はとてもイケメンで好青年です。
しかもめんたい☆キッド選手は今治の出身で新体操の経験者で空中殺法主体のメキシコに修行に行ったそうです。

僕よりも少し小さいですが、筋肉の付き方は流石です。

そのめんたい☆キッド選手が7月18日愛媛今治で凱旋興業を行います。

当店でもチケット販売しております。興味のある方は声を掛けてください。

テースティング

昨日に引き続きテースティング結果を書きます。

誰もが知っている高級豆ブルーマウンテンです。ですが今回は農園指定豆です。

僕は一般的に流通しているブルーマウンテンNO.1は評価していません。

愛飲家の方を否定するわけではないですが、僕自身はあの品質に対してあれだけの金額は払えないというのが率直な感想です。これは高額というだけで否定しているわけではありません。

僕がお客さんならば少々金額は高くなっても、品質の良いパナマ・オークション入賞豆を購入するか、もしくはブルーマウンテンよりも価格が安く、品質ははるかに上のカップオブエクセレンスを選びます。

しかしなぜブルーマウンテンは高いのでしょう?

まずは稀少価値。そして、あと徹底された国の管理によるコスト(ハンドピックの徹底、手摘み)。

また日本企業の投資。ちなみにブルーマウンテンは90%以上が日本に輸入されています。

ブルーマウンテンとはそもそも生産地域300メートルを越したブルーマウンテンコーヒーエリアで育てられた豆でスペシャルティの下のプレミアムランクの豆です。

ですが、スペシャルティコーヒーの登場によってブルーマウンテンも変わってきました。

最近では農園指定のものが出ています。

そこで農園指定のブルーマウンテンを取り寄せてテースティング行うことにしました。

今回テースティングをしたのはレバノン農園、アビーグリーン農園の豆だけを集めたものです。

正直いってがっかりの品質です。

普通のブルーマウンテンも特徴のない豆ですが、こちらの豆も実に面白みのない豆です。

普通のブルーマウンテンよりは少しコクを感じますが、他に評価すべき点がありません。

ブルーマウンテンの農園指定豆もあと何銘柄かあるので、そちらも積極的に試そうと思っています。

テースティング

2つほど気になった豆があったのでサンプルを取り寄せてテースティングを行いました。
1つ目はコロンビア・セロアスル農園ゲイシャ種。

2つ目については明日書きたいと思います。
以前パナマ・ラ・カルレイダ農園のゲイシャ種を紹介しました。

そのカルレイダ農園のオーナーはコロンビアにも農園(セロアスル農園)を持っていて、そちらの農園でもゲイシャ種の栽培を成功させています。

焙煎度はハイで仕上げ、まずまずのポイントで落とすことが出来ました。

粉に挽きドライで嗅いでみると甘酸っぱい柑橘類の香り。

抽出し口に含むとカルレイダ農園とは違い、ボディはしっかりしていてマンゴーのような甘味、ほのかな酸味、とてもすっきりキレが良かったです。

僕としてはこちらのセロアスル農園産ゲイシャ種の方が口に合いました。

まあこの品質レベルまで行くとネガティブなポイントはありません。

近い将来コロンビアのカップオブエクセレンスに革命が起こるかも知れませんね。

ゲイシャ種に期待しましょう。

懐かしいなぁ

今日はお客さんとラグビー関連の話をする機会に恵まれました。

高校時代のラグビー部の先輩がお店に来てくれて、さらに先輩が滞在中に東京の方で元ラガーマンをしていた常連さんも来てくれたので3人でラグビー談義に花が咲きました。

面白いもので初対面のラガーマン同士が聞く質問は決まりきったかのように「ポジションはどこですか?」、「現役当時のウェイト(体重)はどれくらいです?」、「好きなプレースタイルは?」このような言葉が飛び交います。

そして先輩達も帰り、夕方には地域でお世話になっているラグビーファンのお客さんからこの本を貸して頂きました。

本誌は「1998年‐1999年のラグビー界」を特集したもので、この当時は僕自身現役のラガーマンだったのでとても熱い想いが甦ってきました。

中でも最も紹介したい記事は「仙波優選手」の特集です。

ラグビーファンの方なら誰でも知っている有名選手です。

ですが、仙波さんはもうこの世にいません。
25歳という若さで車の事故で生涯を閉じました。
現在生きていたならば37歳です。

仙波さんの魅力は、まず同郷の愛媛出身。

そして、日本人離れした「当たり」の強さでした。

通常筋力の劣る日本人選手が外国人選手と1対1で正体し当りに行くと、当った衝撃よりも止めに来たタックルの衝撃に押され、弾き返されるのです。

ですが、ひとたび仙波さんがボールを持って走り出し当ると外国人選手でも弾かれ、なぎ倒されるのです。

筋力の無い僕にとって仙波さんは憧れの的でした。

しかし、仙波さんは7人制では代表で活躍をみせたものの15人制では代表メンバー試合出場がありませんでした。

でも98年にはワールドカップ・アジア予選メンバーに選ばれました。まさにこれからの選手でした。

仙波さんが桜のジャージーを着て走り切る姿を見てみたかったです。

あの圧倒的な走る姿は目に焼き付いて離れる事はありません。

生涯語り継いでいくと思います。

握力

久しぶりに豆の倉庫を整理しました。

麻袋は60〜70kgあるのでなかなかの重労働です。

ラグビーをしていた当時は100kgほどあるラガーマンを抱えてスクワットしたり、投げ倒していたので、ある程度力もありました。

先日握力を量る機会がありました。

現役当時もあまり強い方でもないのですが、右56kg、左54kgはありました。

これは同世代の平均よりちょっと強いぐらいの値です。

そして現在、意気込んで量った結果は・・・。

40kg。

正直びっくりしました。

なにかの間違いだと思い再度量り直してみると・・・。

39kg。もはや現実を受け止めるしかないのですね。

しかし、日々鍛練を行なっていないと衰えるのは早いものです・・・。

本日は34度

今日はとても暑かったですね。

焙煎室は34度を記録しました。

焙煎機の前はそれ以上に暑く、水分補給が欠かせません。

そこで少々水分補給について書きたいと思います。

通常汗をかかなくても1日1リットルは摂らなくてはならず、汗をかいたと思ったら約2リットル摂るのが理想的だそうです。

水分を補給する時は1回200mlを何度かに分けて摂取するのが良いそうです。

本格的に暑くなるのはこれからです。

水分補給はこまめに行いましょう。

答えがあるのか・・・

現在当店では16種類の豆を販売しています。そして期間限定商品なども時折入れています。

開店以来扱った豆の種類をあわせると約50種類にはなるのでしょうか。

しかしこれらの豆は店頭に並べた物だけであって、僕がサンプルで煎ってきた豆は300種類近くに及びます。

いろいろな豆に出会い、焙煎とは普遍的なものではないのではないかと思います。

それぞれの豆に適した焙煎があって、ざっくりと分けてスタンダードランクの豆の焙煎、スペシャルティコーヒーの焙煎、またスペシャルティの中でもカップオブエクセレンスなどの品評会に入賞するようなオークションロットの焙煎。

答えではないのですが、焙煎という味の表現の幅が詳しくわかるようになってきた気がします。

細かい技術論は書いても仕方がないので書きませんが、この幅を知ることによってもっともっと新しい豆に出会いたいと思うようになりました。

秋にはまたカップオブエクセレンスのニカラグアの販売を予定しています。

最大限に香味の表現の出来た豆を提供できるように日々焙煎したいと思っています。

迷信の信憑性

ネットの記事を見ていると「びっくりすると、本当にしゃっくりは止まるのか?」という記事が目に入ってきました。

しゃっくりとは横隔膜や肋間筋などが攣縮する現象だそうです。

それにしても驚かせるとしゃっくりが止まるなんてにわかには信じられないのですが、あながちハズレではないようです。

須田医師によると「しゃっくりには一過性のものと病原性のものの2種類がありますが、前者は末梢神経や迷走神経の異常から起こっているケースが多く、“驚く”というアクションがそれらの神経系を刺激し、しゃっくりを中断させることは大いに考えられるんです」。

驚かせるとしゃっくりが止まる。」これは迷信でも有効利用できる知識なのですね。

でもしゃっくりをしている人に会う機会があって、しかもしっかりと驚かせられる技術のある人はなかなかいないのではないでしょうか・・・。

もはやプロではない(悲)

先日我が愛する広島カープが何とも不名誉な50イニング無得点のセリーグ記録を樹立しました。

それから日程も進み9連敗。

この9試合で13得点です。1試合平均1.444・・・。

1試合得点1点台なのです。

とてもドラフトに掛けられ入団し、1軍争いをして勝ち抜いてきたプロの打線とは思えません。

広島カープを愛しています。1点でも多く、いやまずは1本でも多くヒットを打ってほしいです。

ジョンロブ

先ほどまでBS日テレで放送されている「ブランドストーリー」を見ていました。

今回特集されていたのは「ジョンロブ」です。

革靴好きな方なら誰でも知っているイギリス製最高級靴です。

映画007のジェームス・ボンドが愛用している靴です。

僕の父親が靴好きであったため、高校生の頃から革靴を買い始めましたが、未だ手に入れる事が出来ない靴です。
番組はジョンロブのビスポーク(オーダー靴)に掛ける拘りの内容でした。

まず足を細かく採寸し、木型を作り、試着用の靴を2、3ヵ月掛けて作りフィッティングして、アッパーやヒールカップをナイフで切り、履いた状態の足と靴の馴染み方を細かく見て、新たに修正した靴を数ヶ月掛けて仕上げるそうです。

他のブランドでは試着用の靴は作らないそうです。

流石はNo.1と名高い靴です。他のブランドを陵駕しています。
本当に職人の拘りを感じます。

僕が思う職人仕事は「最高の逸品を作る為にどれだけ無駄な時間を費やせるか」だと考えています。

それにしても、最近は大量生産、大量消費の文化が根付いています。技術が必要で生産性の少ない職人仕事はどんどん減っています。
それでも僕は何十年履ける職人さんの作りあげる靴が好きです。

因みに僕の一番古い革靴は手入れし、修理をしつつ、15年以上履いています。