馳走の精神

久しぶりに大好きな「佐々木」さんに行って来ました。

大体2ヶ月に1度は訪れるようにしています。

今日も最高の料理が出てきました。

1つ1つがこだわって出されていて、時季ごとにその季節の食材などの柄があしらった漆器などが出されてそれだけでも楽しい気分になります。

僕が佐々木さんが大好きなのは、大将の料理に対する精神性が強く感じられるからです。

「ご馳走」の本来の意味は書いてある字のごとく、「走り回る」、「奔走する」です。

昔はお客様の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めたことから用いられ、また走り回って料理をしたことから、おもてなしの意味が含まれて今の「ご馳走」になったそうです。

佐々木さんの大将には馳走の精神が強く感じられるのです。

おいしい料理はもちろんですが、器に込められている思い、細かい飾り包丁、部屋に飾られている活けた花・・・など。

おいしく味わって貰うということに対しての総合演出が半端じゃないのです。

ですから佐々木さんに行くと、僕もコーヒーをお客さんに提供する職人としていつも背筋がピーンと伸びるのです。

1つ妥協をすると、絶対に2つ、3つと妥協をしていくものです。

そして、どんどんクオリティが低くなり保てなくなってくるものです。

今日も一流の職人の大将の技、精神に触れ気が引き締まりました。

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