カップオブエクセレンスがなぜ最高品質か?

昨日カップオブエクセレンスの発売についてブログで書きました。

今日はなぜカップオブエクセレンスが特別なのか書きたいと思います。

まず量販店、低価格で売られているスタンダードランクのものでなく、スペシャルティコーヒーでなければ選ばれることがありません。

カップオブエクセレンスは非常に厳しい審査会において、開催国においてその年に生産された 最高のコーヒーに対して与えられます。

称号を授与されるコーヒーは、厳選された国内及び国際審査員であるカッパーによって選ばれ、審査会のプロセスの中で最低5回のカッピングが行われます。

SCAAのカッピング方式で84ポイント以上のコーヒーが見事、受賞を受けます。

84点以上のスコア?といわれてもピンとこないかもしれません。

これだけの評価を得られる豆はコーヒー豆の全体の流通量の1%未満なのです。

まさにトップオブトップのクオリティということなのです。

この機会にぜひお試しください。

今年も品評会入賞豆入荷

今年も世界最高品質のカップオブエクセレンスを押さえる事が出来ました。
さらに今年は2銘柄押さえる事が出来ました。

去年は10キロの少量の販売だったので即完売してしまい、多くのお客さんの手に届かず迷惑をかけてしまいました。

また購入していただいたお客さんの反応も良く「いつあの豆は入荷するの?」とお問い合わせをいただきました。

今年はボリビアとコロンビアの農園を入荷しました。
販売時期は10月中旬以降にいたします。

最高品質のコーヒーを楽しみに待っていてください。

テースティング

エルサルバドル シベリア農園ブルボン種のニュークロップが入港したのでサンプルを頂き、そちらを焙煎しテースティングを行ないました。

毎年新しいクロップが来ると今年の出来が良いのかとても楽しみになります。

それではテースティングの結果を記しておきます。

昨年のクロップ(現在使用しているクロップ)は柔らかい酸味がありましたが、ニュークロップは一昨年前のクロップに似ており酸味が少なく、マイルド、ココアのようなフレーバーが感じられ、甘味があって品質が良かったです。

僕の感想としては昨年のクロップより出来が良いです。

楽しみに待っていてください。

テースティング

今日はエルサルバドルシベリア農園パカマラ種を焙煎し、テースティングを行ないました。

印象として去年のブルボン種よりも酸味がきれいで柔らかい感じがします。

当店のシベリア農園ブルボン種はフルシティに近いところでしあげていますが。

酸味がきれいなのでシティぐらいで仕上げると1番この豆を活かせる感じです。

また、今年のシベリア農園ブルボン種のサンプルをいただいているので今年の出来具合を試したいと思います。

コーヒー教室開催します

コーヒー教室の日程が決まりました。

今度の内容は一番人気の「ハンドドリップによる極上コーヒーの淹れ方」です。

日時 10月10日(日)9:30〜約2時間

場所 新居浜市民文化センター別館2階料理教室

参加費 ¥1,500

定員 20名(先着順)

問い合わせ先 0897−36−3091 豆や焙煎堂

興味のある方、また再度受講されたい方ご連絡お待ちしています。

品種によって

現在扱っているエルサルバドル シベリア農園のニュークロップが入港したので早速今年の出来をみるべくサンプルを送っていただきました。

現在扱っている品種がブルボン種のものですが、今年から同農園のパカマラ種も入港しているので、そちらも送っていただきました。

ブルボン種は在来種に近く、甘味、香りのバランスが良いものが多いのが特徴です。

パカマラ種はパカス種とマラゴジーぺ種との勾配種で、エルサルバドルで開発されて豆粒が大きいのが特徴です。
また、カップオブエクセレンスでも入賞する事も多く、香味はソフトで柔らかいものが多いです。

まだどちらもカッピングしていないので細かい香味は分かりませんが、とても楽しみです。

また焙煎後、テースティングを行なった結果を書きたいと思います。

夏の焙煎

まだまだ暑い日が続きますね。

焙煎室も40度付近になります。

本当に夏の焙煎は過酷です。今年は3キロほど体重が落ちました(まだ太っていますが)。

また夏の焙煎は難しく、水分の抜けが悪く、香りが立ちにくい。

焙煎をしている者にとって厳しい季節です。

早く涼しくなってほしいものです。

みなさんも水分補給をこまめに行い熱中症のは気をつけましょう。

モカ イルガチェフ ウォッシュト

先日まで扱っていたモカ イルガチェフ ナチュラルがなくなり、現在ウォッシュトになりました。

ナチュラルとウォッシュトは精製方法の違いですが、面白いもので香味も全然違います。

ナチュラルは豆本来の味わいが味わえワイルドな印象で、品質が良くないものは濁りを感じます。

そしてウォッシュトはまろやかでクリーンな味わいに仕上がります。

その他にセミウォッシュト、パルプドナチュラルなどの精製方法がありますが、それぞれ香味が違います。

香味の違い。ぜひ楽しんでみてください。

コーヒーの味の違い

「このお店のコーヒーと他店のコーヒーは何が違うの?」とお客さんから素朴な疑問をいただきました。

この問いについて僕なりの考えを書かせていただきたいと思います。

例えば味でいえば、素材、焙煎機、焙煎、焙煎豆の保存期間、包装材などをどう選ぶか。

素材でいえば大まかに分けてスペシャルティ(高品質)を使うか、スタンダード(低品質)を使うか。

焙煎でいえば、どういう風に炒りたいのかで炒り時間、焙煎釜の温度、排気量、焙煎度のこれらを考えて焙煎しています。

焙煎機でいえば、熱風式、半熱風式、直火式のどれを選ぶか、またマシンはどのメーカーにするのか。

そして何よりもそのお店の店主さんの考えでだいぶ違ってきます。

価格面ではお店を運営していくわけですから素材に対するコストやガス代、電気代などの経費を考えて利益をどれだけ残すかで販売価格が決まります。

ですから僕のお店で扱っているようなスペシャルティコーヒーはスタンダードに比べて平均1.5倍から〜3倍(C.O.Eなどオークションロットは除く)は価格が違いますが、同じ100g500円で売っていたりするのです。

価格においてはお客さんにコーヒー豆に対する相当な知識が必要なため、分かりづらいと思いますが、それがコーヒー店の現状です。

僕はいつも味、価格の面でモットーにしていることがあります。

味の面でいえば「いつも自分よりも上がいる。」と心がけています。

今も多くの自家焙煎店の豆を取り寄せ研究するようにしています。また、実際お店にも行って店主さんと素材、焙煎について話したりするようにしています。

そして、いろいろ教えてもらったことを新しい焙煎方法を取り入れたりしています。

価格面でいえば「コーヒーは嗜好品ではなく、日常品。毎日飲みたいから、財布に負担の無い価格で提供する。」そう考えています。

少し長く書いてしまいましたが、他店とはここが違うと簡単に書くことは出来ないので僕自身考えていることを書かせていただきました。

明日からお仕事再開

明日から通常通りお店を再開いたします。

まだ風邪を引いて完全に直りきっていませんが、明日になればまた元気いっぱい出来ると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。