テースティング

ブラジル・バージングランデ農園の豆のテースティングを行いました。

この豆はブラジルでは代表的なムンドノーボ種で、その特徴が出ている印象です。

精製はナチュラルながら、雑な味は少なく品質の良く、甘味、苦味のバランスが良く、ほんのり酸も感じられました。

香りはナッツ、アフターテーストにかすかなリンゴが感じられました。

ふくよかで広がりのあるボディと香りも楽しめました。

モカ・ホワイトキャメル発売開始

本日よりイエメン・モカ・ホワイトキャメルを発売いたしました。

早速沢山のご注文を頂きました。

イエメン産モカはエチオピア・イルガチェフの紅茶やワインフレーバーと違い、オレンジピールやマスカットのような柑橘類のフレーバーが特徴です。

また、スタンドランクのイエメン・マタリのような濁り、枯れ臭のものと違い、クリーンで爽やかなカップです。

イエメン・モカ・ホワイトキャメルは20kg限定販売なのでお求めはお早めにお願いいたします。

明日イエメン・モカ・ホワイトキャメル発売

3月も中旬だというのに、珍しく新居浜では雪が降りました(画像では分かりにくいと思いますが…)。

被災地の東北地方はさらに冷え込みが激しいと思います。

またガソリン不足で燃料もなく、毛布がなく暖を取れていない方も多いでしょう。

その中で首都圏では食料品や日常生活品の買い占めによる品薄状態にあるというのを聞きました。

今本当にこれらの物資を求めているのは被災地の方々だと思います。

僕も少しばかりの事しかできず困惑していますが、一人一人が少しで良いから意識しないといけないのではないかと思います。

その力が一人では小さいものだけど、みんなが集まればとても大きな力になるものだと信じています。

当店では明日からいよいよイエメン・モカ・ホワイトキャメルの発売を開始いたします。

明後日17日からモカ・ホワイトキャメル発売

11日に発生し、現地では未だ不明者も多く、物資不足、ライフラインの不備、余震に悩まされる日々が続いています。

今日はお店の定休日なので、僕としては小さなことかも知れませんが出来ることはないのかと思い、公の機関を訪れてみるとちょうど支援物資を運ぶトラックに遭遇しました。

そして、館内に入り募金箱があったので、地震発生日より初めてアクションを起こすことが出来ました。

まだまだ物資不足がニュースで報道されています。これからも僕の出来ることを継続していきたいと思います。


そして、当店では17日よりイエメン産モカ・ホワイトキャメルが発売となります。

現在問い合わせも多く頂いております。楽しみに待っていてください。

光を掴むその日まで

今回の東日本大地震で今もなお死亡者、不明者が後を断ちません。
こんな話を持ち出すのはおかしいかもしれませんが、僕の生まれ故郷の広島には92歳のおばあちゃんがいます。

そして、おばあちゃんは原爆による被爆者です。

まさに爆心地にいたので90%の方が亡くなり、生存しているのが珍しいほどだったそうです。

原爆による被害も甚大で約14万人の方が亡くなり、町は壊滅的でした。

そんな死体や瓦礫の山から、がむしゃらに生きて来た事を、おばあちゃん、そして今は亡きおじいちゃんから聞き、そして、僕自身原爆ドームに何度も足を運び歴史を学びました。

だから被災地の皆さん光を掴むその日まで希望を失わず生き抜いて欲しいのです。

切なる願い

昨日からずっと報道されている通り、東北地方を中心とし、甚大な被害をもたらしています。

関東に住む親戚や知人とは今朝ようやく連絡が取れました。

四国は被害が無かったですが、ニュースを聞いていると胸が締めて付けられて、本当に悲しいです。

1人でも多く生存し、1日でも早く復興して欲しいです。

ファンもさまざま

これからいつも楽しみに見ている「アメトーク」が始まります。

そして、テーマは「女子プロレス」だそうです。

当店の常連さんには浸透しつつある?プロレス好きな僕。

これからちょっと阿呆っぽい話をさせてもらうのでしばしお付き合いください。

プロレスは好きなのですが、女子プロレスというのはあまり知りません。

実は鉄道マニアの方と同じで、「親日派」「全日派」といったように好みが細かく分かれるのです。

でも基本的にプロレス好きなのでとても楽しみにしてます。

ちなみに当店のお世話になっているメリタの営業マンさんは鉄道マニアでジャンルは「ローカル線を乗換えて旅する」マニアなのです。

う〜ん、僕には分からない深い世界ですね。

職人仕事の楽しさ

先ほどNHKのBShiで大阪堺の刃物職人さんの特集を見ていました。

その中で、「焼入れ」という作業があり、この作業を行う事で硬い包丁が出来るそうです。

この焼入れ作業で重要なのが800度以上になるまで焼く事だそうで、800度以下で焼き止めをすると刃物が曲がるらしいです。

そして焼入れてどんどん赤くなっていくのがみえました。

でもどのタイミングで炉から上げるのだろうと思っていたら、職人さんは「刃の赤さをじっと見れば温度が分かる」と言うのです。

僕としては真っ赤である事は無論判りますが、程度の違いはテレビを見ていて判りませんでした。

でも職人仕事は毎日毎日同じ事をする事で向き合っている物と会話が出来る様になるのですね。

これは僕の様な職人の端くれでも感じます。

毎日毎日焙煎を行う事で豆と会話が出来るのです。

ちょっとした焙煎度の違いを色で判別し、香りは煎りあげる段階で鼻で確認します。

感覚というのは不思議なもので毎日長時間していれば研ぎ澄まされていきます。

でも僕はまだまだ豆との会話が下手ですが・・・。

テースティング

エクアドル・ガラパゴス諸島・サンタクルス農園をテースティングをしました。

シティで煎り上げたのですが、フローラルの香り、柔らかい酸、コク、甘味とそれぞれバランスが良く混在していました。

焙煎度をシティよりも浅く煎りあげると、もっと香りと酸味を活かせる事が出来そうな気がします。

何度か色々な焙煎度で試してみたくなる魅力を持った豆です。

つくづく素材の重要性を感じる

焙煎士の仕事はおいしいコーヒーをお客さんに届ける。これに尽きると思います。

その為には「確かな焙煎」と「素材選び」が重要となります。

ですが「素材選び」は今までのコーヒー業界では重要視されず、焙煎と抽出の技術でおいしいコーヒーは作られると考えられてきました。

ですが近年(2000年以降)コーヒーはどこで作られ、どういう品種で、どういう風に精製されているかが重要だと気づき、香味による評価のもとランク分けされるようになりました。

そのトップランクをスペシャルティコーヒーといい今ではとても銘柄も豊富になりました。

そして、スペシャルティコーヒーを扱うお店の焙煎士の仕事として「素材選び」という重要な仕事が新たに増えました。

僕自身お店を開業するまでに約200種類の豆を試し、お店のオープン当時の7種類を厳選しました。

今でもさらなる高品質の豆と出会うべく、さまざまな豆を取り寄せテースティングを行なっています。

先日もサンプルを3銘柄送ってもらい、テースティングを行なう予定です。

そしてテースティングをすればするほど「おいしいコーヒーは素材なくして成しえない」と思うようになりました。

そう思うと栽培方法が気になり、コーヒーの生豆が出来るまでにまで興味は及びました。もちろん色々な資料で勉強していますが現地に行った事はないので分からない部分が多いのです。

いつか各国の農園を巡る事が出来ればと思います。