異国からの贈り物


ハンドピック(欠点豆の除去作業)をしていると、たまにこういった異物が混入していることがあります。

これはおそらく脱穀前のコーヒー豆だと思いますが、このほかに石、木の枝、トウモロコシなどが入っていた経験があります。

コーヒー豆はもちろん100%海外からきているのですが、時折異物が入っていると、海外から来ているのだなと再確認します。「コロンビアの石かぁ」、「タンザニアのトウモロコシかぁ」、「ブラジルに生えている木かぁ」って。

ハンドピックしながら世界をちょっとだけ感じられる。少し幸せな気持ちにさせてもらっています。

伊良部選手すごいな

伊良部選手が米独立リーグに復帰を果たしましたね。

40歳で現役復帰とプロスポーツ選手で再出発するということに、本当に脱帽です。

僕の親の仕事の取引先の方で伊良部選手の出身校の尽誠学園で野球をされていた方がいるのですが、伊良部選手が3つ上の先輩にあたり、またベイスターズの佐伯選手が2つ上の先輩にあたるらしいのです。

そして尽誠の寮で佐伯選手と部屋が一緒になり世話役になって身近にプロになる人を見てきたようです。

やはり佐伯選手はプロの世界の第一線で活躍する人なので、体力、思考、行動、どれをとっても一線を画すほどらしいです。

それでも「そのなかでも伊良部選手はまた特別な存在だった」とその方はよく佐伯選手から聞かされたようです。

だから伊良部選手はプロであれだけ活躍されて、またメジャーに行き、一度は現役を退いてもまた現役復帰し挑戦をしているのでしょうね。

僕はアマチュアではありますが1度はスポーツに情熱をかけた者からみて、並々ならぬ精神力だなと感じます。

本当にトップアスリートの方々のストイックさは見習わないといけないなと思います。

伊良部選手またメジャーを目指して頑張ってください!

「ご馳走」

今日はある会社の会長さんと奥様にお食事に招待していただき、お隣町の四国中央市のステーキ毛利に行き「ご馳走」になりました。

お店に着いて座席に座り、注文せずとも次から次へと鉄板に食材が並び、シェフが焼いたものをいただき、そして食べ終わりお会計を支払おうと思っていたのですが、会長さんが「行きますよ」と一言。

よくある「僕が払います。」「いや、私が。」のやりとりをすることもなく、お会計を済ませてくれているのです。一切会長さんも奥様も席を外す事がなかったのに・・・。

何から何まで僕が気を使わないで良いようにしてくれているのです。

食事ももちろんおいしく感動したのですが、お2人の気遣いがたまらなくうれしくなりました。

ご馳走・・・”食べ物”やその”もてなし”といった意味合いで使われていますが、 仏法の守護神である「韋駄天と呼ばれる神が、方々を駆け回り、仏陀のための食材を集めてきた」ことに由来すると言われています。

それぐらい相手のことを考えもてなす。なかなかできることではありません。

本当に「ご馳走様」でした。

最高においしいステーキでした。
ステーキ毛利

住所 愛媛県 四国中央市 三島中央5-8-68

TEL 0896-24-7800

アクセス 伊予三嶋郵便局から、県道上分三島線を四国中央市役所方面へ向かって徒歩3分左側にあります。
定休日 日曜日
営業時間 【平日・土・祝・祝前】
通常 17:30 〜 22:00 (L.O.21:00)
ランチ 11:30 〜 14:00

ダッチコーヒー(水出し珈琲)


だいぶアイスコーヒーの豆もでるようになったので、少し水出し珈琲についての雑学をかきたいと思います。

この水出し珈琲はダッチコーヒーといわれ、オランダ人(ダッチ)により、旧オランダ領東インドネシアで生まれました。

そもそもなぜインドネシアで生まれたのかといいますと、インドネシアのコーヒーはロブスタ種の栽培が主流で、実はこのロブスタ種は渋味や苦味成分が多く、それらの成分がお湯に溶け出しやすい性質のため水で抽出しそれらの成分を抑えて飲んだものとされています。

ですから水出し珈琲はまろやかな味わいになるのです。

ちなみに水出し珈琲の抽出時間が約8時間と長いのも、コーヒーの成分が水に溶け出しにくいからです。

ありがたい指摘

現在新しい商品を開発しているのですが、サンプルを作っては試し、作っては試しを繰り返しているのですが、ある程度まで自分の納得のいくレベルまで煮詰めてきました。

ですが、この作った商品って結局自分が納得しても、お客さんにとって良い商品なのかが一番だと僕は考えています。

そしてこの間そちらの商品をお客さんに試していただいて、本日貴重な声をいただきました。

意見の中身は僕にとって心地の良いものではなかったのですが、商品の質を高めていく上でとても重要な意見を頂いたと思います。

僕からみていてコーヒーの業界には頑固でこだわりがある店主の方がいます。そしてこだわりが強く「ミルクをいれないで飲んで。」といわれる自分のこだわりを通されておられる方もいます。

その方はその方のスタイルで素晴らしいと思います。

ですが、僕は自分の知識やこだわりを押し付けるよりも、お客さんのこだわりにあわせながら、プロとしてアドバイスや商品を提供する事を優先に考えています。

ですから、今日いただいた意見はいまから自分の持っている知識の中から搾り出して対応していこうとおもいます。

あともう少し!頑張るぞ!

究極の自家焙煎

ついにこの間、自家栽培、そして精選処理して出来たコーヒー豆を自家焙煎しました。

そしてとうとう飲みました!

間違いなくブラジルの豆です。ちょっとしか量はとれなかったですけど、自分で育て、自分で精選し、自分で焙煎し、自分で飲む。

これぞ究極の自家焙煎ではないでしょうか?

感激もひとしおでした。

懐かしい


今日のお仕事が終わり、お蕎麦を食べに行きました。

実はここのお蕎麦は僕が幼少期から食していて、もう25年以上はいただいています。

このお店は「茶山」さんというのですが、この5月10日にオープンしたお店です。

地元では超有名な万作さんの娘さんでこの度晴れて独立されたのです。

しかし、味は不思議ですね。ご近所さんでよく行く機会があって、おじちゃんの代から味わっていた味が娘さんにしっかり伝わっていて、食べた瞬間に「ああこの味だ。」って20数年前に初めて食べたことを思い出す。

また素晴らしいことにおじちゃんのお孫さんが、このお店をお母さんと一緒に営んでいます。

本当におじちゃんとお母さんが残した味を守っていって欲しいですね。

ちなみに今日はお蕎麦と稲荷寿司と天ぷらを頂きましたが、なんといってもここのカツ丼は絶品です。僕は行く度にお蕎麦とセットで頂いていました。

興味のある方はぜひいってみてください。
茶山 新居浜市田所町6−210
   TEL(0897)32−3121
   営業時間11:00〜15:30
       17:30〜20:00
   定休日 水曜日  

ダッカク?


昨日摘んだ豆を朝から天日干しを1日かけて行い、そして脱穀(ダッカク)をしました。

このダッカクですが、勘違いしているわけでも、読み間違えているわけでもなくコーヒーの精選ではそういう呼び方をしています。

コーヒーの豆(種子)は果肉に包まれていて、その果肉の内側に粘着質(ミューシレージという)が付着している薄い殻(パーチメント)に包まれています。

そのパーチメントを1つずつ、手で脱穀をしました。

いよいよです。あとは焙煎を行い、飲むだけです。

これだけの量どういう具合に焙煎処理しようか迷ってます。

熟しました


ついに豆や焙煎堂農園産のコーヒー豆が収穫期を迎えました。(大げさですみません)

もうそろそろと指でしごきながら確かめに確かめて来ましたら、ポロッと自然に落ちるようになりました。

当たり前ですが、完全手摘みです。感動ですね、自分で作った豆は。

また貴重な体験もしました。

それは・・・コーヒーの実を食べました。

じつはコーヒー豆は種子で、その周りに実があるのです。
その実は食べられると聞いていたので食べてみると、少し生臭い感じはしましたが、糖度も高く、さくらんぼの様な味でした。


そしていよいよ精製していきます。これはまず実を取り除いた状態です。
もうこの時点でナチュラル、ウオッシュドではありません。

精製方法はパルプドナチュラルに決めました。

これから乾燥を行う予定です。続きはまたブログにアップしたいと思います。

余談ですが、この豆「どこの豆かな?」って思ってましたが、スクリーンサイズ(大きさ)をみて、おそらくコロンビア産かなってヤマを張っています。

また飲んでみて結果報告します。

アイスの時期です?

とあるニュースで「ビールは気温が1℃上がれば、消費量が大瓶で約250万ケース増える」なんて聞いたことがあります。すごい!

ですが今日はここ何日間でも異常なぐらい暑く感じたので、アイスコーヒーPET、アイスブレンドなどのアイス関連商品が一気に売れました。

本当に人間は気温の変化に敏感ですよね。僕も焙煎室にいて今日の暑さはかなりやられました。

こういう時はしっかり水分補給をこまめにして、脱水症状を起こさないよう夏を乗り切っていきましょう。